ライター : 長内淳子

栄養士/調理師/オーナーシェフ/macaroniクリエイターズ / 料理人

うまみ抜群!作り置き万能調味料「ソフリット」

調理時間 60
*オーブンの温度、野菜の水分によって変わります。
体にやさしい洋食屋を営んでいます。オーナーシェフの淳子です。店舗営業のほかに年間100回以上の料理教室、調理師養成高校での講師をしています。体にやさしい、簡単レシピを発信しています。

作り置きもできるイタリアの万能調味料「ソフリット」を紹介します。通常は鍋で揚げ煮に仕上げますが、このレシピでは途中からオーブンに入れてほったらかしでもできるようにアレンジしています。

小さいお子様に野菜もたくさん食べさせたい!でも時間がないという方へもおすすめです。作り置き、小分けをして冷凍可能なので、ぜひ作ってみてください。

材料(家庭でつくりやすい分量)

Photo by Junko1005

コツ・ポイント

  1. 野菜は同じ大きさに切るみじん切りがうまくできなければ、粗みじん切りでもOK
  2. ニンニクを火入れするときに焦がさないようにじっくり火入れをする。
  3. オーブンに入れた後は10分に一度くらい開けて焦げていないか確認する。

作り方

1.材料を切る

刻んだ材料

Photo by Junko1005

玉葱・人参・セロリはみじん切りにする。にんにくは皮をむき芽をとり、包丁でつぶしておく。オーブンを160℃に予熱しておく。

2.フライパンで火入れをする

フライパンにつぶしたニンニクを入れて火入れしている

Photo by Junko1005

鍋にエクストラバージンオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを加え中弱火にかけにんにくを焦がさないようにほくほくになるまで火入れをする。

3.刻んだ香味野菜を加える

3のフライパンに香味野菜を加え炒める

Photo by Junko1005

ニンニクからふつふつと細かい泡が出てきて、香りが出てきたら、玉葱、人参、セロリを加えて加熱する。 塩は合計3回ほどに分けて加えるので、初めは軽く塩を振って焦げないように火入れをする。油が少しふつふつするくらいの中弱火のまま加熱する。

4.蓋をして蒸し煮にする

蓋をしているところ

Photo by Junko1005

蓋をして5分ほど蒸し煮にする。

5.余熱したオーブンに入れて加熱する

蒸し煮した野菜を天板に広げたところ

Photo by Junko1005

5で炒めた野菜をオーブンの天板に入れて蓋をして160℃で加熱する。
オーブンで加熱しているところ

Photo by Junko1005

野菜の水分によっても変わるが、10分ほどで様子を見て塩を一つまみ加える。焦げそうであればオーブンの温度を下げる。

6.焦げないように様子を見て火入れする

天板から取り出した完成写真

Photo by Junko1005

時々オーブンをあけてみて、中の野菜を混ぜて焦げないように様子を見る。焦げる前に仕上げの塩を加え完成とする。 オーブンでの加熱時間の目安は30分程度。天板が熱く、エクストラバージンオリーブオイルも多く含んでいるためやけどに注意してください。

淳子シェフの洋食屋さんAJISAI

Photo by Junko1005

栃木県佐野市にある体にやさしい洋食屋さんです。国産を中心に安全でおいしい食材を厳選し、ドレッシングやソース、ブロードなどはすべて自家製。3日間かけて仕上げる「お釜DEビーフシチュー」が看板メニューです。
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