ライター : とも

子育てフードライター

コーヒー豆を選ぶポイント

味わい

酸味があるもの、苦みが強いものなどコーヒーの味わいはさまざま。どのコーヒー豆にしようか迷ったら、まずは好みの味わいのものを選ぶのがおすすめです。コーヒー豆のパッケージには酸味や苦みの強さがチャートで記載されていることが多いので、目安にすると良いですよ。

銘柄

コーヒー豆は、生産国や地域の名前による銘柄がつけられているものが多いです。銘柄によって味や香りが異なるのが特徴。ハワイやインドネシア、エチオピアなど関心のある国や地域のコーヒー豆を選ぶのも良いですね。

また、「モカ」や「ブルーマウンテン」などメジャーな銘柄を試してみるのも一押しです。

カフェインの有無

コーヒーを飲みたいけれどカフェインが気になる……という方は、カフェイン含有量の少ないコーヒー豆を選ぶと良いでしょう。パッケージには「カフェインレス」や「デカフェ」などと記載されているので、すぐに分かりますよ。

コーヒー豆2大品種の特徴

アラビカ種

コーヒー豆の2大品種のうちのひとつがアラビカ種です。世界中の生産量の60%を占めていますよ。アラビカ種はエチオピア原産のコーヒー豆で、標高1,000~2,000mの熱帯高地で栽培されています。気温や湿度、病害虫に弱い品種で、栽培がむずかしいといわれる品種です。

アラビカ種は、在来種のティピカやブルボン、突然変異で誕生したカツーラなどに細分化されています。それぞれに違いはあるものの、全体的に酸味が強く、花に似た香りが特徴です。

カネフォラ種(ロブスタ種)

世界中のコーヒー豆生産量の約40%を占めるのが、カネフォラ種(ロブスタ種)です。標高300〜800mの低地で育つのが特徴。もともとはアフリカ原産の品種ですが、高温や多湿に強く、栽培が簡単なことからベトナムをはじめとするアジア地域で多く栽培されるようになりました。

カネフォラ種(ロブスタ種)は、酸味が弱く苦みが強いコーヒー豆です。やや渋みも感じられ、麦茶に似た香ばしさと例えられることもあります。

国内ブランドと海外ブランドのコーヒー豆の違い

国内ブランドのコーヒー豆は、焙煎やブレンドに力を入れているのが特徴です。近年注目されている全国の地元ロースターでは、自家焙煎をおこなったり、独自のフレーバーにこだわったりしていることが多いです。

いずれも日本人の好みににあわせ、苦味と酸味のバランスが調和されたもの、香りが高くまろやかな味わいのものが主流。

対して、海外ブランドのコーヒーは豆の栽培から収穫、焙煎までを一貫しておこなうのが特徴です。国内でコーヒー豆の栽培がほとんどおこなわれていない日本との大きな違いといえるでしょう。

海外ブランドのコーヒーは地域や国ごとの違いが明確です。たとえば、イタリアはエスプレッソのような深煎り、北欧では浅煎りのコーヒー豆が好まれています。
特徴
国内ブランド・コーヒー豆はほとんどが輸入
・焙煎やブレンドに力を入れている
・日本人の好みの味わい
海外ブランド・豆の栽培から収穫、焙煎までを生産国でおこなう
・地域や国ごとの味の違いが明確

苦みか酸味で選ぶなら「ローストレベル」をチェック

コーヒーの苦みや酸味はローストレベルによって異なります。ローストレベルは、生のコーヒー豆を焼いたり煎ったりする度合いのこと。

浅煎りのコーヒー豆は酸味が強く、フルーティーな香りが特徴です。苦みはあまり強くありません。深煎りのコーヒー豆は酸味がほとんどなく、しっかりとした苦みを感じるのが特徴。

酸味が強いコーヒーが好きな方は浅煎り、苦みを楽しみたい方は深煎り、どちらも味わいときは中煎りをを選ぶと良いですよ。

おすすめのコーヒーブランドの特徴

パロットコーヒー群馬県前橋市にある自家焙煎コーヒー豆の通販専門店。世界各国のスペシャルティコーヒー豆を厳選し、直火式焙煎機で甘みと香りを引き出す焙煎をおこなっている。
UCC(ユーシーシー)ハワイとジャマイカに直営農園をもつ。生産者とのパートナーシップにより、高品質なコーヒー作りを目指している。

産地にこだわるなら「銘柄」で選ぶ

コーヒー豆は産地や銘柄ごとに味や香りが異なります。たとえばタンザニアで栽培されている「キリマンジャロ」は柑橘系の香りが特徴。ハワイ島にあるコナ地区で栽培されている「ハワイ・コナ」は甘い香りと上品な味わいが魅力です。

銘柄はパッケージに書かれていたり、商品名として表記されていたりするので確認しましょう。

おすすめのコーヒーブランドの特徴

自家焙煎かかし珈琲ケニアやルワンダなど世界各国のコーヒー豆を仕入れ、焙煎している。専用ロースターで徹底した温度管理や排気調整をおこない、豆本来の香りや味を最大限に活かしている。
Scrop COFFEE ROASTERS(スクロップ コーヒーロースターズ)自社の焙煎工場をもつスペシャルティコーヒー専門店。世界で唯一の国際コーヒー鑑定士資格であるCQI認定Qアラビカグレーダーが在籍し、豆の魅力や飲む人の好みやシーンに合わせたブレンドを手がけている。

妊婦さんや寝る前に飲むなら「カフェインレスやデカフェ」

夜にコーヒーを飲むと眠れない、という方や妊娠中でカフェインを控えている方は、カフェインレスのコーヒー豆を選ぶのがおすすめです。

なお、カフェインレスとあわせて耳にすることが多いデカフェとの違いも確認しましょう。カフェインレスは、カフェイン含有量が少ないものを指すのに対し、デカフェはもともとカフェインを含んでいる飲み物や食べ物からカフェインを取り除いたものを指します。

どちらも完全にカフェインが0になっているわけではないことに留意しましょう。

おすすめのコーヒーブランドの特徴

キーコーヒー1920年創業の老舗メーカー。看板商品の「スペシャルブレンド」をはじめ、モカやキリマンジャロなど多くの銘柄のコーヒー商品を展開している。
TOTTORICOFFEEROASTER(トットリコーヒーロースター)鳥取県にある2015年創業のコーヒー店。自ら原産国へ行き直接生産者と親交を深め、「顔の見えるコーヒー」の買い付けにこだわっている。オーガニックカフェインレスコーヒーやリキッドコーヒーなど自社限定商品の開発も積極的におこなっている。

ギフトや自分へのご褒美には「高級」なものを

コーヒーは気軽に飲むことが多いため、普段はお手頃価格のものを選ぶ方が多いのではないでしょうか?ギフトや自分へのご褒美には、ちょっと高級なコーヒーを選ぶのがおすすめです。

5,000円以上のコーヒーは、普段づかいする機会が少ないためギフトに最適。パッケージや銘柄にこだわるのも良いですね。

おすすめのコーヒーブランドの特徴

Worcas Coffee(ウォルカス コーヒー)インドネシアのコーヒー製造メーカー。代表商品である「コピルアク」は世界クラスのプレミアムコーヒー「World Class Coffee」として注目されている。
ロクメイコーヒー焙煎技術の日本大会で優勝実績をもつ焙煎人がこだわり抜いたスペシャルティコーヒーを販売。シングルオリジンやブレンドなど、豊富なラインアップが魅力。

「深煎り」コーヒー豆おすすめ6選

「浅煎り」コーヒー豆おすすめ5選

「中煎り」コーヒー豆おすすめ5選

「カフェインレス・デカフェ」コーヒー豆おすすめ5選

ギフト向け「高級」コーヒー豆おすすめ5選

おすすめのコーヒー豆比較一覧

商品 最安値 その他のリンク 内容量 生産国 銘柄

TOKYO COFFEE(東京コーヒー)

水出しコーヒー | ダッチブレンド

Amazon
¥6,376(税込)
公式サイトで 詳細をみる

1kg

ペルー、東ティモール

-

DRIP COFFEE FACTORY(ドリップコーヒーファクトリー)

ストロング ブレンド コーヒー

Amazon
¥3,190(税込)

500g×4袋

ブラジル、インドネシア

-

AGF

レギュラー・コーヒー モカ・ブレンド

楽天
¥655(税込)

250g

エチオピア、ブラジルなど

-

‎キーコーヒー

KEY DOORS+ スペシャルブレンド深煎り(LP)

Amazon
¥714(税込)
公式サイトで 詳細をみる

170g

グァテマラ、ブラジルなど

-

パロットコーヒー

マンデリン ミトラ 深煎り

Amazon
¥1,396(税込)
公式サイトで 詳細をみる

200g

インドネシア(スマトラ島北部/リントン・二・フタ及びパランギナン)

マンデリンミトラ

青山珈琲

黒の青山珈琲 シティロースト

Amazon
¥1,680(税込)

200g

ブラジル、コロンビア、メキシコ

-

自家焙煎かかし珈琲

グアテマラ オリエンテ ナチュラル

Amazon
¥999(税込)

130g

グァテマラ

グアテマラオリエンテ

UCC

GOLD SPECIAL PREMIUM 炒り豆 チョコレートムード

Yahoo!ショッピング
¥558(税込)
公式サイトで 詳細をみる

150g

ブラジル、コロンビア

-

NOBLE TREE COFFEE(ノーブルツリーコーヒーロースターズ)

エチオピア イルガチェフェG1・ナチュラル

Amazon
¥1,890(税込)
公式サイトで 詳細をみる

200g

エチオピア

イルガチェフェG1・ナチュラル

ODE(by TOKYO COFFEE)

「エルグアッポ(El Guapo)ブレンド」 コーヒー

Amazon
¥2,850(税込)
公式サイトで 詳細をみる

400g

東ティモール、エチオピア、コロンビア

-

土居珈琲

軽い味わいの浅煎りブレンド

Amazon
¥2,236(税込)
公式サイトで 詳細をみる

200g

ブラジル、コロンビア、グァテマラ

-

カルディコーヒーファーム

【焙煎珈琲】マイルドカルディ

Amazon
¥725(税込)
公式サイトで 詳細をみる

200g

ブラジル、コロンビアなど

-

カークランドシグネチャー

カークランドシグネチャー スターバックス ハウスブレンド コーヒー (豆)

Yahoo!ショッピング
¥3,188(税込)
公式サイトで 詳細をみる

1.13kg

時期により変動

-

キーコーヒー

京都イノダコーヒ 有機珈琲 古都の味わいブレンド(LP)

Yahoo!ショッピング
¥1,150(税込)
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180g

コロンビア、グァテマラ

-

神戸ファクトリーナコーヒー

マンデリン・ザ・シティー

Amazon
¥2,190(税込)

260g

インドネシア

マンデリン

Scrop COFFEE ROASTERS(スクロップ コーヒーロースターズ)

パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ プライベートコレクション 【AAAグレード】

Amazon
¥4,600(税込)
公式サイトで 詳細をみる

100g

パナマ

ゲイシャ

キーコーヒー

‎illy(イリー)ブレンド レギュラーコーヒー(豆)

楽天
¥1,450(税込)
公式サイトで 詳細をみる

250g

ブラジル・エチオピアなど

-

TOTTORICOFFEEROASTER(トットリコーヒーロースター)

オーガニックカフェインレス 200g【有機JAS】

Amazon
¥1,365(税込)
公式サイトで 詳細をみる

200g

-

メキシコ

UCC

上島珈琲店 炒り豆 Time to Bed

Yahoo!ショッピング
¥754(税込)
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140g

ブラジル、コロンビア

-

FLAVIA(フラビア)

LAVAZZA(ラバッツァ)デック カフェインレス (豆)

Amazon
¥2,522(税込)
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500g

ブラジル、ベトナム

-

‎honu加藤珈琲店

眠れる珈琲マンデリンカフェインレス

Amazon
¥2,268(税込)
公式サイトで 詳細をみる

500g

-

マンデリン

Worcas Coffee(ウォルカス コーヒー)

BALI KING コピルアク

Yahoo!ショッピング
¥5,500(税込)

100g

インドネシア

コピ・ルアック

ロクメイコーヒー

日常を豊かにする4種のブレンドコーヒー 飲み比べ

Amazon
¥5,800(税込)
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100g×4種類

-

-

‎澤井珈琲

ミニチュア木樽入り ブルーマウンテンギフトセット

Amazon
¥5,500(税込)

ブルマンビンテージ:160g ブルマンサンライズブレンド:160g

ブルマンビンテージ:ウガンダ、ジャマイカ ブルマンサンライズブレンド:ブラジル、ジャマイカ

ブルーマウンテン

八百万コーヒー

葵珈琲 コピルアク

Yahoo!ショッピング
¥8,000(税込)
公式サイトで 詳細をみる

100g

インドネシア

コピ・ルアック

ミカフェート

おすすめ4本セット

Amazon
¥9,510(税込)
公式サイトで 詳細をみる

ドイトゥン:160g アルトルナ:160g サンミゲルアンティグア:160g インサティエラデントロ:160g

ドイトゥン:タイ アルトルナ:パナマ サンミゲルアンティグア:グァテマラ インサティエラデントロ:コロンビア

ドイトゥン、アルトルナ、サンミゲルアンティグア、インサティエラデントロ

自宅でコーヒー豆をおいしく淹れる方法

自宅でコーヒーを淹れるためには、いくつかのポイントがあります。まずは器具の準備。ドリッパーやコーヒーミル、ペーパーフィルターなどを準備したら、豆を挽きましょう。一般家庭のペーパードリップで淹れる場合は、「中挽き」がおすすめです。

コーヒー豆を挽いたらドリッパーにセットして抽出しましょう。お湯は勢いよく注ぐのではなく、少しずつ注ぐとムラなく淹れることができますよ。立ちのぼるコーヒーの香りは、飲む前から贅沢な気分になれること間違いなしです。

1杯に適したコーヒー豆の量とは?

コーヒーカップ1杯に対し、コーヒー豆10gが目安です。マグカップの場合は、コーヒーカップより容量が多いため、コーヒー豆18g程度を目安にすると良いでしょう。

なお、コーヒー豆の量を量るメジャースプーンを活用するのもおすすめです。メジャースプーンによって豆の量が異なるため、はじめに1杯分の量を量っておくと便利ですよ。

コーヒー豆の正しい保存方法

コーヒー豆は密閉できるガラス容器やキャニスターで保存するのがおすすめです。焙煎後のコーヒー豆は劣化しやすく、特に温度や湿度の高い場所が苦手です。また、空気に触れると酸化が進んでしまうため、必要な量を取り出したらすぐに蓋を閉めてくださいね。

コーヒー豆の賞味期限

コーヒー豆の賞味期限は、未開封の状態で焙煎してから約1年。直射日光が当たらず、湿度の低い場所で保存すると良いですよ。

開封後のコーヒー豆の賞味期限は約1ヶ月。開封すると、コーヒー豆が空気に触れて劣化してしまうためです。時間が経つにつれて劣化が進んでしまうので、できるだけ早めに飲み切るのがおすすめです。

コーヒー豆は味わいや銘柄で選ぶのがおすすめ

コーヒー豆の選び方に迷うときは、味わいや銘柄で選ぶのがおすすめです。コクがあり苦みが強いコーヒーが好きな方は深煎り、あっさりとしたコーヒーを楽しみたい方は浅煎りが良いですよ。

ブルーマウンテンやマンデリンなど、有名な銘柄のコーヒー豆を試してみるのも一押しです。通販では少量から買えるものもあるので、いくつか試して好みのコーヒー豆を探すのも良いでしょう。

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