バリスタが解説するコーヒーの4大要素。好みのタイプを探してみよう!

コーヒーとひと口に言っても、さまざまなタイプの味があります。今回はコーヒーの味わいを決める4つの要素について解説します。またコーヒーの味は大きく3タイプに分けることができます。自分の好みの味がわからないという方、ぜひ参考にしてみてください!

2016年7月17日 更新

コーヒーの味を決める要素は4つ

コーヒーはお好きですか?そうですか、僕も大好きです。

お好みはどんな味ですか?
そう聞かれると、答えに困ってしまうという方のために今回は、コーヒーの味を決める4つの要素についてお話しします。

① 香り

人間の舌は「甘味、酸味、苦味、塩味、旨味」の5種類しか感じることができませんが、鼻はなんと、約350種類の香りを感じることができるそうです。

つまり、香りから判断できる要素は非常に大きく、味わいの大半が嗅覚からくると言っても過言ではありません。

目隠しをしながら鼻をつまんだ状態でジェリービーンズを食べてみてください。変なことを言うと思うかもしれませんが、鼻をつまんで香りの情報を封印すると、フレーバーを当てるのは本当に難しい。ふだんはあまり意識しませんが、フワッと広がる香りは味を判断するために不可欠です。香りがもたらす役割は非常に大きいということが実感できます。

一般に、すっきりした香りや皆さんが想像するコーヒーの香りを感じることが多いのは中南米産、花や果実を思わせるような香りは東アフリカ産、木や葉っぱなどを思わせるような香りはインドネシア産のコーヒーと言われています。

② 酸味

酸味と聞くと、どのようなイメージですか?「すっぱい」「苦手」「おいしくない」……このようなイメージを持たれる方は少なくないと思います。
ですが、オレンジジュースやフルーツに酸味はあります。この酸味がなかったら、とても物足りない味になってしまうでしょう。

良質な酸味はとてもすっきりしていて、みずみずしく、心地よいアクセントになるものです。
「すっぱい」などと表現され、私たちがネガティブにとらえている酸味は、そのものが劣化したときに出てくる酸味です。
「酸味=苦手」という概念を捨ててみましょう!一般に、みずみずしい酸味を特徴とするのは中南米や東アフリカ産のコーヒーで、インドネシアなどアジアや太平洋の島々のコーヒーからは酸味がほとんど感じられないと言われます。コーヒーの世界には良質な酸味がたくさんありますので、ぜひとも体験していただきたいです。

③ コク

コクとは、口の中に残る余韻のようなものです。”ボディ感”が強いなどと表現される場合もあります。
コクの強いコーヒーは、ミルクを入れてカフェオレにして飲んでも非常においしいです!

逆にコクの弱いコーヒーは、あまりミルクを入れすぎるとコーヒー感がなくなってしまうので気をつけましょう。

一般に、インドネシアなどのアジアや太平洋の島々のコーヒーはコクが深く、中南米産のコーヒーはコクや少なめですっきりしていると言われます。東アフリカ産のコーヒーはその中間くらいと考えて良いでしょう。

④ 苦味

香りの項目でも触れましたが、舌で感じられる要素のひとつが「苦味」です。主に、舌の奥のほうで刺激を感じます。

焙煎度合いが深ければ深いほど、苦味は際立ってきます。深煎りのコーヒーは一般に「フレンチロースト」「イタリアンロースト」などと呼ばれます。

プラスα 風味

抽象的ですが、「風味」とはここまで述べてきた要素の総称のようなものです。よく「フレーバー」などと言われます。

「チョコレートのような」「ベリーを思わせる」「バラのような」……コーヒーの特徴をこのように、さまざまなものに例えて表現します。
人によって感じ方が違うので、このコーヒーは何に似ているかなと考えながら味わってみると面白いかもしれません。
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WRITER

カフェ巡りスト/バリスタ 柳 隆晴

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