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ミネラル⑧マンガン
はたらき
マンガンは体内に微量にしか存在しませんが、酵素の活性化や糖や脂肪の代謝、骨の形成、抗酸化作用など、体にとって大切な機能をになっている栄養素なんです。
さらにマンガンは、血糖値を下げるはたらきのあるインスリン合成も助けるため、血糖値が気になるひとは意識して摂りたいですね。(※34)
含まれる食べ物
含まれる食べ物
- 玄米
- そば
- 木綿豆腐
- しじみ
- しょうが
マンガンの一日の推奨量は18歳以上の女性で3.5mgです。玄米(めし)100gのマンガンは1.04mgなので、白米に玄米を混ぜ込むことで手軽にマンガンが摂りやすいですよ。
そのほか、しょうがや木綿豆腐もマンガンが豊富のため、しょうがたっぷりの冷奴として取り入れてみるのはいかがでしょうか?(※3,35,36)
不足すると
不足によって骨格や糖質の代謝、生殖機能などに影響が考えられてはいますが、ひとで起こるかどうかは明確ではなく、通常の食事を摂っていれば問題ないとされています。
しかし、マンガンは骨の形成や、糖や脂肪の代謝といった体のさまざまな機能にかかわる大事なミネラルなので、日本人の食事摂取基(2020年版)の一日の推奨量を意識して摂れると良いですね。(※3,34,35)
しかし、マンガンは骨の形成や、糖や脂肪の代謝といった体のさまざまな機能にかかわる大事なミネラルなので、日本人の食事摂取基(2020年版)の一日の推奨量を意識して摂れると良いですね。(※3,34,35)
過剰になると
通常の食事では過剰摂取は心配ないといわれています。ただし、サプリメントを併用するときは記載されている摂取量は守ってくださいね。
マンガンが過剰(中毒)となるのは、経気道吸収によるものが大きいと考えられており、肺や精神、中枢神経系に影響を及ぼすことが知られてます。(※34,35)
ミネラルとはなにかを知って普段の食事に取り入れよう
必須ミネラル13種類のうち、8種類を紹介しましたが、どのミネラルも私たちが生きるための機能の維持を助けてくれます。
鉄やカルシウムといった不足しがちなものや、ナトリウムやリンなどの過剰摂取が心配なものもあるので、それぞれの特徴や含まれる食品を知り、日々の食事にぜひ活用してみてくださいね。
鉄やカルシウムといった不足しがちなものや、ナトリウムやリンなどの過剰摂取が心配なものもあるので、それぞれの特徴や含まれる食品を知り、日々の食事にぜひ活用してみてくださいね。
【参考文献】
(2024/06/14参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。