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ミニトマトとプチトマトは何が違う?
小粒のトマトのことを何と呼んでいますか?お店やレシピによって「ミニトマト」と「プチトマト」が混在していて、どちらが正しいのか迷うことも。
ミニトマトは小さなトマトの総称、プチトマトはトマトの品種を表す名称です。そのため、厳密にはミニトマトとプチトマトは別のものを指します。(※1)
ミニトマトは小さなトマトの総称、プチトマトはトマトの品種を表す名称です。そのため、厳密にはミニトマトとプチトマトは別のものを指します。(※1)
トマトの分類は重さで異なる
ミニトマトは小さなトマトを指しますが、ほかにもトマトは大玉や中玉など大きさによって呼び名が異なります。トマトは、大きさ=重さを基準に4つに分類されているのです。
品種やトマトによって若干大きさや重さが異なるため、あくまでも目安となりますが大玉トマトは1個あたり200g以上、一番小さなマイクロミニトマトは約1gを基準にしています。(※2,3)
品種やトマトによって若干大きさや重さが異なるため、あくまでも目安となりますが大玉トマトは1個あたり200g以上、一番小さなマイクロミニトマトは約1gを基準にしています。(※2,3)
種類 | 1個あたりの重さの目安 |
---|---|
大玉トマト | 200g以上 |
中玉トマト | 30~200g程度 |
ミニトマト | 20~30g |
マイクロミニトマト | 1~2g |
プチトマトはどんなトマト?
前述の通り、プチトマトはトマトの品種名です。プチトマトを発売したのは、京都府にある種苗メーカー。プチトマト誕生のきっかけは定かではないものの、フランス語で小さいを意味する「プチ」が名前の由来とされています。
色や大きさなどの特徴に関する情報は残っていませんが、家庭菜園用の小さなトマトとして一般家庭で知られるようになりました。
プチトマトの販売がスタートしたのは1975年。そのため、当時の呼称を知っている世代の方はプチトマトのほうがなじみがあるのかもしれません。
1980年代に入ると各種苗メーカーからミニトマトの種や苗が販売され、市場にも多く出回るようになりました。販売当初のプチトマトにくらべて味がよく、病気に強い品種が続々と開発されたことから、プチトマトの販売は2007年に終了しました。(※1,4)
色や大きさなどの特徴に関する情報は残っていませんが、家庭菜園用の小さなトマトとして一般家庭で知られるようになりました。
プチトマトの販売がスタートしたのは1975年。そのため、当時の呼称を知っている世代の方はプチトマトのほうがなじみがあるのかもしれません。
1980年代に入ると各種苗メーカーからミニトマトの種や苗が販売され、市場にも多く出回るようになりました。販売当初のプチトマトにくらべて味がよく、病気に強い品種が続々と開発されたことから、プチトマトの販売は2007年に終了しました。(※1,4)
ミニトマト=プチトマトと呼んでもOK
プチトマトが誕生したのは、家庭でトマトを手軽に栽培したいというニーズによるものといわれています。プチトマトという品種が販売されなくなった現在も、小さくかわいらしい見た目とネーミングから、プチトマトをミニトマトの愛称として呼ぶことも少なくありません。どちらで呼んでも間違いではないのでご安心くださいね。
50年近く前から日本の食卓で親しまれている小さなトマトの歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
50年近く前から日本の食卓で親しまれている小さなトマトの歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
(2024/03/22参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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