ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

「赤いきつね」と「緑のたぬき」、名前の由来が気になる

Photo by macaroni

1978年の誕生以来、長きに渡り売れ続けている「赤いきつね」。2年後には「緑のたぬき」も登場し、同様にロングセラー商品です。

ではなぜ「赤いきつね」「緑のたぬき」というネーミングなのでしょう?由来が気になったことはありませんか?

発売元である東洋水産にも、問い合わせが寄せられている模様。公式サイトのQ&Aを参考に、本記事で内容をご紹介します。

もともとは赤じゃなかった!幻の「熱いきつねうどん」

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東洋水産には「赤いきつねの名前の由来を教えてください」という質問が寄せられています。メーカーの回答は下記の通りです。
開発当初は熱々の美味しさが伝わるようにと、「熱いきつねうどん」という名前で発売される予定でした。しかし、店頭で目立ちシズル感のある「赤」を基調色としたデザインが採用されることになり、商品名もユニークでインパクトのある「赤いきつね」に決まりました。

出典: www.maruchan.co.jp

もともとは「熱いきつね」だったなんて……。パッケージの色から「赤い」と名付けられたとは、筆者も知りませんでした。

SNSにも「最初は赤じゃなかったんだ!?」と、驚きの声がちらほら。「すごいキャッチー」「たしかに赤いきつねのほうがインパクトある」「お稲荷さんのイメージにぴったり」とのコメントが見られました。

緑のたぬきの由来

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「緑のたぬき」の由来は以下の通りです。
「赤いきつね」のシリーズ品として位置づけられた商品であったため、赤と補色関係にある緑を名前に使い、「緑のたぬき」としました。

出典: www.maruchan.co.jp

「赤いきつね」あっての「緑のたぬき」なのですね。もし「熱いきつね」だったら、「緑のたぬき」はどのようなネーミングになっていたのでしょう?

ちなみに「赤いきつね」および「緑のたぬき」の名の由来は、一部のファンの間では、昔から知られている情報のよう。人気商品なだけあって、調べる人も多いようですね。

覚えやすく、愛される商品名に

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みなさんがいう通り、「熱いきつね」よりも「赤いきつね」のほうが断然キャッチー。覚えやすく、印象にも残りますよね。

由来を知って「へぇ〜」となった方は、話のネタに覚えておくとよいでしょう。
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