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消化の良い「脂質」
油の主な成分の脂肪酸は鎖状につながった構造をしており、その長さによって分類されています。一般的な油脂は長鎖脂肪酸と呼ばれる鎖が長いものが多いですが、チーズに含まれる油は鎖の長さがそれよりも短い中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸を豊富に含むのが特徴です。
この鎖の短い油はほかの脂肪酸と比べて分解されやすく、短時間でエネルギーになって燃焼されやすいため、体に脂肪がつきにくいと言われます。(※10,23)
この鎖の短い油はほかの脂肪酸と比べて分解されやすく、短時間でエネルギーになって燃焼されやすいため、体に脂肪がつきにくいと言われます。(※10,23)
栄養素別!体にいいチーズランキング
カロリー控えめ | 塩分控えめ | カルシウム豊富 | |
1位 | カッテージチーズ:99kcal | モッツァレラチーズ:0.2g | パルメザンチーズ:1,300mg |
2位 | リコッタチーズ:159kcal | リコッタチーズ:0.4g | エメンタールチーズ:1,200mg |
3位 | モッツァレラチーズ:269kcal | クリームチーズ:0.7g | チェダーチーズ:740mg |
(※5,6,7,8,13,14,23)
カロリーや塩分が控えめなのはフレッシュチーズに分類される、熟成させていないチーズが多くなっています。逆にカルシウムが豊富なのは熟成させた水分の少ないチーズが多いのが特徴です。摂取したい栄養素に合わせて選ぶようにするとよいでしょう。(※24)
チーズは体に悪いとは限らない!量に気をつけて食べよう
チーズが体に悪いと言われてしまっているのは、量を食べ過ぎた場合、種類によっては過剰になってしまう栄養素を含んでいること、体質によっては体に合わない成分があることが原因でした。ご自身の体質に合わせて適量を摂取する分には良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミン類が摂取できる食品です。上手に摂り入れておいしくチーズの栄養を摂取しましょう。
【参考文献】
(2024/02/12参照)
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