ライター : TOM

元スタバ店員ライター

埼玉名物・五家宝(ごかぼう)の発祥や特徴とは?

Photo by TOM

埼玉の銘菓である五家宝、読み方は「ごかぼう」です。その歴史は古く、江戸時代には北関東の各地で製造されていました。特に熊谷では、石原米をはじめ優れた原料が豊富にそろっていたことから盛んで、熟練の職人たちが五家宝の伝統を受け継いでいます。

五家宝は、蒸したもち米を伸ばし乾燥させ、水飴や砂糖で棒状に固め、最後にきなこをまぶしたものです。その特有の製法により、やわらかいおこしのような食感ときなこの香りが広がります。加須市でも特産品として製造・販売されている伝統の銘菓です。

【10位】ひとくちサイズで食べやすい「熊谷きなこ屋」

Photo by @yasu_23rin.lin

籠原駅から徒歩23分、JAくまがや玉井からすぐの場所に位置する「熊谷きなこ屋」は、手のしで五家宝を作るお店です。

2020年5月にオープンし、紙袋入りやカップ入りのひとくち五家宝や、丸い五家宝のきなころんなど、独自の商品が並びます。コンテナタイプの店舗にずらりと並ぶ五家宝は、パッケージもかわいく、贈答品にもぴったり。

きなこ 小粒カップ12個入り、黒糖 小粒カップ12個入り

Photo by @97myk

各220円(税込)
若い人にあまり馴染みのない五家宝を広く楽しんでもらいたいという想いから、熊谷きなこ屋では、伝統的な五家宝を新しい形で提供しているのが魅力です。

定番のきなこや、ほのかな黒蜜の甘さを感じる黒糖、香ばしい風味の黒ごまの五家宝など、さまざまな味わいが楽しめます♪ きなこがこぼれづらく、食べやすいのも嬉しいポイント。

熊谷きなこ屋の商品は、伝統の味わいと新しいアプローチが調和し、五家宝の新たな魅力を提供しています。

おすすめポイント2点

  1. ひとくちサイズでかわいい五家宝
  2. 伝統と新しいアプローチが融合した新たな魅力
店舗情報

【9位】老舗飴屋のこだわり五家宝「ニシダ飴」

Photo by TOM

熊谷駅からラグビーロードを進み、徒歩10分の場所に佇む「ニシダ飴」。1928年創業の、レトロでノスタルジックな老舗飴屋です。昔ながらの製法で作られた飴や最中、五家寶、熊谷石畳(生チョコ)などを販売しています。

飴専門店であることから、色とりどりの飴が所狭しと陳列され、その様子はまるで飴の宝庫。価格も手頃で、1本30円の飴から始まり、袋売りの飴も1袋100円や200円で手に入ります。飴好きにとってはたまらない空間と言えるでしょう。

五家寶

Photo by TOM

250円(税込)
ニシダ飴で特におすすめなのが、こだわりの五家寶です。噛み応えのあるもっちりとした食感が楽しめ、香ばしいきなこがたっぷりとかかっています。その甘味のバランスは絶妙で、クセになるおいしさです♪

飴は、昔ながらのやさしい味わいのさいだーや、べっこう飴、てまり、黒玉など豊富なラインアップ。五家寶と一緒に、ほかの飴もぜひ試してみてください。

おすすめポイント2点

  1. 五家宝をはじめとした安くておいしい菓子が豊富
  2. もっちり食感の五家宝が楽しめる
店舗情報

【8位】老舗の有名店「紅葉屋本店 本社・工場売店」

「紅葉屋本店 本社・工場売店」は、1765年創業で250年以上の歴史がある老舗の有名店です。全国菓子大博覧会では工芸文化賞、大臣賞を受賞した輝かしい経歴もあります。

紅葉屋本店は、もち米をはじめとした原材料から自社工場で一貫して製造しているのがこだわり。本社・工場売店のほかに、熊谷駅ビル アズロード店、八木橋百貨店1F名店銘菓百選街でも販売しています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ