栄養情報(1人あたり)
ハンバーグをおいしく作るポイント
- お肉は冷たい状態でこねる
- 手早くこねる
- フライパンを熱してから焼く
- ハンバーグを裏返したら弱火にする
作り方
1
玉ねぎをみじん切りにします。
※みじん切りが大きいと肉だねが割れやすくなるので、細かめに刻んでください。
縦は1~2mm幅、横に4列切り込みを入れると比較的細かいみじん切りになります。


2
フライパンにサラダ油大さじ1/2杯を引いて熱し、玉ねぎのみじん切りを弱中火で10分ほどじっくり炒めます。
※玉ねぎは焦げないようにじっくり炒め、甘みを引き出します。しんなりさせることで肉だねとのなじみもよくなりますよ。

3
しんなりしたらバットなどに広げて粗熱を取ります。
※熱いうちに肉だねに混ぜると火が入ったり、脂が溶け出してしまうので、玉ねぎはしっかり粗熱をとってください。

4
生パン粉に牛乳を加えてふやかします。
※パン粉全体を牛乳でふやかしてください。生地にふやかしたパン粉を加えることで、焼き上がりの肉がふんわりとジューシーに仕上がります。


5
ボウルに合い挽き肉、塩を入れて粘り気が出るまでこねます。
※合い挽き肉は冷蔵庫から出したての冷たい状態でこねると焼き縮みが少なく、肉汁が流れ出しにくくなります。


6
全体がしっかり混ざるように、ひき肉を握りつぶすように混ぜ、粘り気がでたらひとまとめにします。
※長時間混ぜると、手の温度で脂が溶けてくるので、手早くこねてください。

7
炒めた玉ねぎ、牛乳に浸したパン粉、卵、こしょう、ナツメグを加え、こね合わせます。
※ナツメグを入れることで肉の臭みが和らぎます。ない場合は使用しなくてもOK!

8
全体がしっかり混ざるように、ひき肉を折り重ねるように混ぜ、混ざってきたらひとまとめにします。
※こちらの工程も、長時間混ぜると手の温度で脂が溶けてくるので、手早くこねてください。


9
混ぜ合わせたら、生地を少し高い位置からボウルに叩きつけて空気を抜きます。
※叩きつけることで生地の表面がなめらかになります。焼く時に均一に焼き色がつきやすくなりますよ。

10
くっつかないように手に少量のサラダ油(分量外)を塗り、生地を3等分にして小判形にまとめ、中央をくぼませます。
※焼いているうちに中央が膨らんで火が通りにくくなるので、中央をくぼませることで火の通り良くなります。


11
フライパンにサラダ油大さじ1/2杯を引いて中火熱し、生地を入れたら強中火にして3分ほど焼いて焼き色をつけます。
※冷たいフライパンから焼くと、肉汁が流れやすくなるので、必ずフライパンを熱してから焼いてください。

12
焼き色がついたら裏返し、フタをして5〜7分弱火で蒸し焼きにします。
※焼いている途中で時々肉汁をかけながら焼くと、肉全体を包みこむように火が入るので、オーブンに入れた時のようにふんわりと仕上げることができます。



13
竹串を肉の中心に刺し、火通りを確かめてから取り出します。
※中央に竹串を刺して透明な肉汁が出てきたら焼き上がりの合図です。赤やピンク色の肉汁が出てきたらさらに2〜3分蒸し焼きにしてください。

14
そのままのフライパンにソースの材料を入れて混ぜながら火にかけます。ふつふつとし、とろみがついたらソースの出来上がりです。
※肉を焼いたフライパンには肉の旨みが残っているので、脂は拭き取らずに使用してください。焦げなどは取り除いてもOKです。


15
ハンバーグを盛り付け、ソースをかけたら完成です。

アレンジ・トッピング例
- スライスチーズやモッツァレラチーズを包み込むと、焼いたときにトロッとしたチーズが溢れ出す贅沢な仕上がりに。
- 半熟目玉焼きをハンバーグの上にのせると、黄身を絡めながら食べられて、まろやかなコクがプラス!
- カリカリに焼いたベーコンをトッピングすると、塩気と香ばしさが加わり、食べ応えUP!
コツ・ポイント
A. 作り置き可能です。粗熱を取った後、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で2~3日保存できます。ただし環境により保存期間は変わるため、匂いや味、色、食感が少しでもおかしいと感じたら食べるのを控えてください。
A. 裏返したあとは弱めの火加減でじっくり焼くことが重要です。ひき肉は焼き色がつきやすいため、弱めの中火で焼くことで中まで火が通りやすくなります。また、蓋をして蒸し焼きにすることで、厚みのある部分まで確実に火が通ります。
A. 他の肉でも作れますが、最もジューシーに仕上がるのは牛肉です。豚肉を混ぜるとより柔らかくなり、鶏肉を混ぜると柔らかく淡白な味わいになります。肉の種類によって異なる食感や味わいを楽しむことができます。






