ライター : macaroni 編集部

出雲生姜とは?

Photo by 出雲生姜屋

出雲生姜(いずもしょうが)は、島根県出雲市にある「株式会社 出雲生姜屋」で栽培されています。全国に多く流通しているわけではないため、『初めて聞いた!』という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな知られざる出雲生姜の特徴・魅力をお届け。「株式会社 出雲生姜屋」を運営する南さんにお話を伺いました。

『地域を元気にしたい』生産者の想い

Photo by 出雲生姜屋

株式会社出雲生姜屋 代表 / 南 浩二さん
地方に若者が住む手段として農業で食べていける仕組みを作りたい、伝統を守りたいという想いから生姜栽培をはじめた南さん。

じつは、出雲と生姜は昔から繋がりがあり、江戸時代頃より “出雲といえば生姜” “出雲大社の参拝客が求めるお土産といえば生姜のお菓子” と言われていたそうです。

お話を聞いていると、『地域を担う若者の新規就農を増やし、出雲をさらに元気にしたい』という熱い想いが伝わってきました。

出雲生姜の特徴

Photo by macaroni

出雲生姜の畑

辛みが強く香り豊か / シャキシャキ食感

少量でも存在感のある辛みが特徴です。出雲生姜は辛み成分であるジンゲロールが、スーパーで並んでいる生姜の約3倍(※)含まれています。

香り豊かでピリッとした味わいとシャキシャキとした食感で、薬味としてはもちろん、炊き込みご飯や鍋の具材などに使用すると生姜の存在感が際立ちますよ。

佃煮や天ぷらにして、思う存分出雲生姜の味わいを楽しむのもいいですね。出雲生姜屋の公式サイトには、おすすめレシピが掲載されています。

(※)高知県産生姜 土佐一との比較

安心・安全な生姜栽培

完熟堆肥や緑肥を使った土づくりをおこない、出雲の清らかな水を使用して栽培されています。

『本当に安心・安全な生姜を作ることで、地域の環境を守り、食べてくれる人にも健康になってもらいたい』と南さん。辛み成分を多く含んでいる品種を選抜し、草抜きや虫取りを農薬を使わずに、すべて手作業で栽培をしています。

“神社の側で育てられたジンジャー” でご利益たっぷり

Photo by 出雲生姜屋

奉納の様子
出雲生姜の畑は、神立(かんだち)と呼ばれる地域にあり、「万九千神社(まんくせんじんじゃ)」の側で神様に見守られながら栽培をしているそう。

神立とは、毎年旧暦10月に日本中から集まった神様が、最後にこの地域から旅立つことから、そう呼ばれるようになったと言われています。

収穫した生姜や、「じんじゃエール」「結び甘酒」「じんじゃ~大福」など出雲生姜の加工商品が、万九千神社に奉納されています。

また、地域を元気にしたいという共通の想いから、出雲生姜屋と万九千神社が連携して商品を開発。神社の社務所では、お供えした生姜の撤下品(てっかひん)として出雲生姜入り結び甘酒や、「御神酒代(じんじゃエール)」などを授かることができますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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