ライター : ヨシルミ

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「大阪・関西万博2025」が開幕!注目の「北欧パビリオン」に潜入

Photo by ヨシルミ

2025年4月13日(日)にいよいよ開幕した「大阪・関西万博2025」。大屋根リングや国内パビリオンなど見どころがたくさんあるなかで、150カ国以上の国・地域が公式参加を表明している海外パビリオンにも注目が集まっています!

なかでも、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国が一体となった北欧パビリオンは「タイプA」唯一の共同出展です。5カ国そろっての万博出展は2005年開催の「愛知万博」以降初めて。

東ゲートから入場するのが近道

「エンパワーリングゾーン」の南側に位置する北欧パビリオンへは、東ゲートから入場するのが近道です。建物は北欧の伝統的な納屋をイメージし、木のデザインと日本の木材を用いたリサイクル可能な素材でつくられています。

建物内には、北欧5カ国が共同で展開する展示エリアやショップ、屋上のレストラン・カフェ、会議室、イベントスペースが設置されていますよ。

今回は、北欧の暮らしを身近に体験できる北欧パビリオンの魅力を紹介していきます!

1. 北欧の日常を五感で感じる没入型展示

Photo by ヨシルミ

パビリオン内に入ると木の香りがふわり。展示室には、白い半透明な紙が渦を巻くように吊るされています。この紙は再生可能な素材として、食べられなくなったお米を利用したライスペーパーが使われているそう。

ライスペーパーには、北欧の人々の日常を写したさまざまな映像が映し出されます。この展示のために作曲された音楽や、北欧を再現した室温も相まって、現地を訪れたような気分を味わえました。

デンマーク製の椅子も置かれ、ゆったりとくつろぎながら北欧の暮らしに没入できる空間です。

2. 北欧ブランドが手がけるユニフォーム

Photo by ヨシルミ

北欧パビリオンの公式ユニフォームにも注目。「機能性・デザイン性・サステナブル」が体現された親しみやすいデザインになっているのだそう。

日本でも高い人気を誇るブランド「マリメッコ」「VIBAe」「H&M」により手がけられています。

3. 北欧に日本テイストをかけ合わせたレストランメニュー

Photo by ヨシルミ

ループトップテラスでは、「食品廃棄物ゼロ」をビジョンに掲げたレストラン「The Nordic Food Bar」が開かれています。北欧と日本をフュージョンして作られたフードやカフェメニューを楽しめますよ。

持続可能性を追求して作られたダイニング空間はとても開放的。雨天時には屋根が閉じられるので、安心して食事できます。

Photo by Nordic Pavilion PR事務局

フードメニューを手がけるのは、北欧料理に日本テイストを取り入れた料理を20年以上にわたって提供されているフリーダ・ロンゲさん。

柚子胡椒をピリリと効かせた北欧伝統の「スカーゲン」や、白みそのまったりとした風味が感じられる食事系タルトなどのメニューが並びます。

Photo by Nordic Pavilion PR事務局

北欧ではコーヒーを片手にのんびり過ごす「フィーカ」という文化があります。

「The Nordic Food Bar」ではフリーダ・ロンゲさんと親交が深く、北欧の地で日本のお菓子を広めているヴェントゥラ愛さんがカフェメニューを担当。

カリッとした食感のワッフルやブラウンチーズが乗ったカレリアパイなどを、コーヒーと一緒に楽しめますよ。

4. ここでしか買えないグッズが盛りだくさんな売店

Photo by ヨシルミ

北欧パビリオン1階には売店があり、なかを覗くと北欧グッズがずらり。ムーミングッズやコーヒー、お酒などが取りそろえられています。

商品は入れ替わるので、期間を空けて訪れても楽しめそう。日本ではここでしか取り扱いのない商品もあるので、見逃せません!
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