ライター : macaroni 編集部

岡山・真庭ってどんな街?

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岡山県北部、中国山地のほぼ中央に位置する真庭(まにわ)市。岡山空港からバスや自動車で75分、岡山駅からは2時間。決してアクセスしやすいとは言えない立地ながらも、豊かな高原や渓谷、温泉などを求めて、県外からも観光客が途絶えません。

そんな真庭市でおすすめのエリア、自然あふれる最北部の蒜山(ひるぜん)と、宿場町・城下町として栄えた勝山の魅力を紹介します。豊かな自然に囲まれてグルメ三昧、ワイナリー見学、草木染め体験……ここでしかできない体験があなたを待っていますよ。

豊かな自然でリフレッシュ!「ひるぜんジャージーランド」

Photo by 土居雄一

牛乳のパッケージを模した入口柱。ジャージーランドならではのセンスが光ります
「とにかく自然に癒されたい!」という方には「ひるぜんジャージーランド」がおすすめ。上蒜山の麓、自然を体いっぱいに感じられる施設です。レストランやショップが入る建物裏には広大な牧草地が広がり、放牧されたジャージー牛を見たり、乗馬体験したりも可能。

店内には乳製品工場が併設され、製造の様子をガラス越しに眺めることもできます。そこで作られたものを商品販売コーナーで買えば、より一層おいしく感じられるはず!

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育成牧場でのびのびと草を食べるジャージー牛。蒜山の自然に囲まれてゆったりと過ごしており、見ているだけで癒されます
そんな「ひるぜんジャージーランド」で外せないのが、もちろんグルメ!

牧草地を見渡せるレストランでは、人気メニューのチーズフォンデュや肉料理、ソフトクリームやヨーグルトなどのジャージー乳製品に舌鼓を打てます。

チーズフォンデュ

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「チーズフォンデュ」は、レストランの人気NO.1メニュー!自家製のジャージー牛ゴーダチーズを贅沢に使い、キルシュを加えて風味豊かに仕上げられています。

熱したチーズに、野菜やパンをディップしていただきましょう。とろ〜りと伸びる瞬間は撮影マスト!チーズの濃厚なコクが素材のおいしさを引き上げ、手が止まらなくなりますよ。

自家製ローストビーフ丼

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「自家製ローストビーフ丼」は、赤身肉のローストビーフに自家製ソースをかけた贅沢なひと品。

しっとりと仕上がったローストビーフが山のように盛り付けられ、写真映えする見た目!肉はやわらかで、噛むほどに旨みが広がります。

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食後は雄大な山々を眺めながらプレミアムジャージーソフトクリームでリフレッシュ!ジャージー牛乳100%のなめらかな口どけと濃厚なコクで夢見心地に♪

隈研吾氏の建築を体感「GREENable HIRUZEN」

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木目の美しさが生かされたデザインの「風の葉」。なんと東京・晴海の選手村近くに建設されたものを移築したのだそう
サステナブルを身近に体感できる観光文化発信拠点施設「GREENable HIRUZEN(グリーナブルヒルゼン)」。

建築家・隈研吾氏が設計監修したパビリオン「風の葉」をはじめ、ミュージアム、セレクトショップ、サイクリングセンターが集まった施設です。

Photo by 土居雄一

ひさしやカウンターに、蒜山の茅(かや)を大胆に使用したサイクリングセンター。この地の歴史を知った隈研吾氏が急遽設計を変更して仕立てた、ここにしかない建物です♪

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ビジターセンターショップには、サステナブルなアイテムがずらり。岡山を中心に世界中の企業やクリエイターによるグッズを販売しています。

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例えば、蒜山に自生する動植物を描いたマスキングテープ、「備前焼」の生産過程で廃棄される陶器のカケラを集めて作ったマグカップなど、日常使いできるおしゃれなものばかり。

職人の息遣いを感じる品々は贈り物にもぴったりですよ。

希少な山ぶどうワインが人気「ひるぜんワイナリー」

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日本固有種の山ぶどうを100%使用した希少なワインが人気の「ひるぜんワイナリー」。蒜山高原に自生していた野生の山ぶどうの木を厳選して選抜し、自社栽培しています(建物横にある山ぶどう畑は見学可能!)。

山ぶどうのワインや100%ジュースはもちろん、ブランデーやジャム、ワインに合わせたいチーズやスイーツなどをラインアップ。併設カフェでゆったり過ごすこともできます。

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貯蔵室や瓶詰め作業、グラッパ蒸留器(写真上)などをガラス越しに見学可能。お酒好きにはたまりません

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同店の名物が試飲コーナー。スタッフさんの細やかな説明を聞きながら、10種ほどのワインやブランデーなどを飲み比べすることができます。

特に人気なのが、山ぶどうジュース「妖精たちの宴」(写真上)。天然の山ぶどうを絞ったノンアルコールジュースで、山ぶどう特有の爽やかな酸味と赤ワインのような風味が広がる逸品です。

ワイン好きはもちろん、お子さんやお酒が飲めない方へのお土産にもおすすめ!

のれんの街で自分だけの染め物を!「草木染め体験」

Photo by macaroni、土居雄一

蒜山から車で1時間ほどのところに位置する、勝山。出雲街道の宿場町・城下町として栄え、その古い町並みが残ることから、岡山県で初めて「町並み保存地区」に指定されました。

街道沿いの民家や商店などにはのれんがかかり、街を美しく彩っています。なかには女性心をくすぐるポップでカラフルなものも!散策しながら好きな一枚を見つけるのもおもしろいですね。

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そんな“のれんの街”で体験したいのが、草木(くさき)染め。

勝山町並み保存地区に掛けられているのれんを制作している「ひのき草木染織工房」では、草木染めののれんやショール、さまざまな作家の作品の展示・販売、そして草木染め体験ができるんです。

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この日体験したのは、ベンガラという染料を使った手ぬぐいの絞り染め。染め方や仕組みの説明を受けた上で、タコ糸やビー玉を使って自由に絞り、インクを染み込ませて開いて乾かせば完成!

「仕上がりに性格が出る」と、指導してくれた染織家・加納容子さんが言う通り、仕上がりは千差万別。普段使いしやすい柄を作ったり、自分の感性を全力で表現したり、ぜひ思い思いに楽しんでみてください。

日本酒初心者もマニアも大満足「御前酒蔵元 辻本店」

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1804年、勝山町並み保存地区内で酒造りを始めた「御前酒蔵元 辻本店」。創業当時より殿様専用酒として「御膳酒(ごぜんしゅ)」の名を受け、今に至ります。

岡山県初の女性杜氏・辻麻衣子氏による、コク・キレ・なめらかさを大切にした酒造りで注目されているんです。

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端正なルックスの総一郎氏は、社長であり辻麻衣子氏の弟。勝山にある他の企業やブランドとのコラボも積極的におこない、街全体を盛りあげています

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すっきりキレのある「御前酒 上撰」、日本でも珍しい醸造方法である“菩提もと仕込み”のにごり酒、県産のゆず果汁を使用した「ゆず酒」など、初心者からマニアまで大満足のラインアップ。

店舗では有料で試飲も可能なので、お気に入りの一本を探してみてください。

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酒蔵の向かいには、明治中頃に建てられた酒の貯蔵庫を活かしたお食事処・ショップ・カフェがあります。御前酒はもちろん、しょうゆ麹や赤酢、酒器などが並び、お土産探しにもってこい。

大きな梁が残る2階のお食事処で、肉や魚の粕漬けをメインとした定食を満喫するのもオツですね。

蒜山や勝山の魅力を全身で感じよう

岡山県北に位置する真庭市には、雄大な自然の蒜山や、町並み保存地区のある勝山など、訪れるべきスポットがたくさん。

自然を満喫してもよし、この地だけのグルメや伝統に浸ってもよし。真庭の旅で、身も心も癒されてくださいね。

取材・文/道岡直宏(macaroni 編集部 )

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