透明豚骨ラーメンに「カップ麺の進化がすさまじい」「感動した」の声。「麺とスープだけ」をレポ

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ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

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具なしの「透明豚骨ラーメン」がSNSで話題に！

Photo by muccinpurin

2023年8月21日（月）、明星から「麺とスープだけえ?透明スープの豚骨!?」が発売されました。

いささか長い商品名ですが、その名の通り具材なしで麺とスープだけで勝負したカップラーメンとのこと。“進化系豚骨” とも呼ばれる「清湯（チンタン）豚骨」を表現した透明なスープが特徴のラーメンです。

SNSを覗いてみると「最近のカップ麺のレベルはすさまじい」「感動した」の声も……？気になる味を筆者がレビューします！

明星「麺とスープだけえ?透明スープの豚骨!?」

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本商品の要であるスープの原材料には、豚脂やしょうゆ、ポークエキス、ポーク調味料などが含まれています。

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「麺とスープだけえ?透明スープの豚骨!?」という商品名だけあり、本当に具材もかやくも入っていません。

入っているのは液体スープ、粉末スープ、カメリアラードのみ。なんて潔いんでしょう！

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粉末スープを入れてお湯を注ぎ、待つこと3分。蓋の上にカメリアラードをのせて溶かすのをお忘れなく。

豚骨なのに驚くほどスッキリ！

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できあがったラーメンがこちら。ごまのひと粒も、青ねぎのひとかけらすらもなく麺とスープだけで、とにかくシンプル。麺とスープのおいしさを味わってほしいというメーカー側の意図を汲むべく、具材を足さずそのままいただきます。

進化系豚骨と言われている清湯（チンタン）豚骨スープは驚くほどクリアで、本当に豚骨スープか疑いたくなるほど。見た感じ塩ラーメンのスープにしか見えない透明感です。

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ご覧ください、この透明感。香りも豚骨の野生味溢れるそれではなく、とても上品。あと入れのカメリアラードのおかげでコクたっぷりです。

カメリアラードは通常のラードよりも豚の旨味やコクがあり、香ばしさを感じられます。ラーメン店だけでなく世界の一流レストランでも使われているものだそうで、その味わいに納得です。今まで食べたどんなラーメンよりもクリアなスープで、食べ進めるうちに具が入っていないことに違和感すら感じなくなってきました。

インスタント麺とは思えないバリカタ麺に感動！

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麺は極細ストレート。このために開発された「本格バリカタ麺」だそうで、熱湯を注いでからの待ち時間は1分というパッケージの説明通りに作ってみると、芯が残ったアルデンテのようなシコシコしとしたのどごし。豚骨ラーメン専門店で短めにゆでたようなバリカタ感は、おおよそインスタント麺とは思えないクオリティです。

ノンフライ麺なので罪悪感が少なく、少し時間を置いてもぶよぶよに伸びることはなく、その製麺技術に驚きました。