ライター : pomipomi

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米ぬかはどんな使い道がある?

精米の副産物である「米ぬか」は、昔から暮らしのさまざまな場面で活用されてきました。

料理に取り入れるだけでなく、掃除や美容、家庭菜園まで、幅広く使えるのが魅力。米ぬかは環境にもやさしいため、上手に取り入れれば暮らしをより豊かにしてくれますよ。
シーン活用法
料理・ぬか床
・あく抜き
・和え物
・お菓子
掃除・畳やフローリングの掃除
・茶渋落としや油汚れに
・廃油処理
美容・健康・米ぬかパックやスクラブ
・入浴剤
家庭菜園や生活・肥料
・消臭

米ぬかに含まれる栄養成分

米ぬかは栄養が豊富なことで知られています。なかでも多く含まれているのは食物繊維で、100gあたり20.5g。

ほかにも、水溶性ビタミンのビタミンB1や、酵素の働きをサポートするミネラルのマグネシウムも豊富です。(※1,2,3)

米ぬかの保存方法

Photo by pomipomi

米ぬかは酸化しやすいため常温保存は不向き。夏場は精米から2〜3日、冬場でも1週間ほどしか日持ちしません。

生のまま保存するなら、密封して冷凍庫に格納するのがおすすめ。保存期間は1〜2ヶ月が目安です。

もしくはフライパンでから煎りし、「炒りぬか」にしてから保存するのも手。密閉容器に入れて冷蔵庫で保管すれば、1週間〜10日ほど日持ちします。

料理での米ぬか活用法4選

活用法難易度
ぬか床★★☆
あく抜き★★☆
和え物★☆☆
お菓子★☆☆
生の米ぬかは酸化しやすく、時間が経つと油っぽいにおいや酸敗臭が出ます。あく抜きに使う場合は購入したて、または冷凍保存していた新鮮なぬかを用意しましょう。

なお生ぬかは独特の青臭さやえぐみがあるため、そのまま和え物やお菓子に活用するのは不向きです。調理に使う場合は「炒りぬか」にしてから利用すると、香ばしく、食べやすくなります。

ぬか床

Photo by 稲吉永恵

米ぬかを使う料理といえば、ぬか漬けを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ぬか床は一般的に、生ぬかと塩水を混ぜて作りますよ。

特別な材料がいらないので、初心者の方でも意外と気軽にチャレンジしやすいのが魅力。なすやかぶなど、季節の野菜で楽しんでみてください。

あく抜き

Photo by leiamama

米ぬかはたけのこのあく抜きに使用することも多いですよね。たけのこを米ぬかで下ゆですると、たけのこ独特のえぐみが和らぐ作用があるとされていますよ。

鍋にたけのことかぶるくらいの水を入れたら、米ぬかと赤唐辛子を加えて火にかけるだけ。弱火でじっくりと煮るのがポイントです。
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