ライター : 相羽 舞

管理栄養士

体にいい?とうもろこしの栄養を徹底解説

みずみずしいとうもろこしには、エネルギー源となる炭水化物(糖質)や、整腸作用をもつ食物繊維が豊富。そのほか、ビタミン・ミネラルといった健康維持に役立つ栄養が含まれています。

それでは、とうもろこしの栄養と効果効能を具体的にみていきましょう。(※1,2,3)

とうもろこしの栄養と効果効能

ポイント

  1. 身体のエネルギー源となる「炭水化物」
  2. 腸内環境を整える「食物繊維」
  3. 塩分の摂り過ぎを調整する「カリウム」
  4. 糖質の代謝にかかわる「ビタミンB1」
  5. 脂質の代謝や発育にかかわる「ビタミンB2」

身体のエネルギー源となる「炭水化物」

とうもろこしは野菜のなかでも炭水化物が豊富で、いも類のじゃがいもよりも多いです。炭水化物のうち、エネルギー源となる糖質は100gあたり13.8g含まれています。

糖質は不足するとエネルギーが不足し疲労感や集中力の低下につながるおそれがありますが、摂り過ぎは肥満の原因となるため適量の摂取が大切です。(※1,2)

腸内環境を整える「食物繊維」

炭水化物のうち、体内で消化できないのが食物繊維です。とうもろこしには、食物繊維が100gあたり3.0g含まれています。食物繊維は2種類あり、とうもろこしに多く含まれるのは「不溶性食物繊維」です。

不溶性食物繊維には腸を刺激してぜん動運動を活発にさせ、便通を促すはたらきがあり、2種類の食物繊維両方に腸内環境を整える整腸作用があります。(※1,2,3)

塩分の摂り過ぎを調整する「カリウム」

カリウムはミネラルの一種で、細胞の浸透圧を保つはたらきがあり、ナトリウムと相互に作用しています。とうもろこしに含まれるカリウムは100gあたり290mgです。

カリウムはナトリウムの再吸収を抑制して、体外に出しやすくする作用があります。そのため、塩分の摂り過ぎを調整するのに役立ちますよ。(※1,4,5)

糖質の代謝にかかわる「ビタミンB1」

水溶性の栄養素であるビタミンB1は、糖質の代謝にかかわるビタミンです。とうもろこしには100gあたり0.15mgのビタミンB1が含まれています。

糖質からのエネルギー産生を助けるはたらきがあるため、糖質を多く摂る人、エネルギー消費が多い人などは意識して摂る必要があります。(※1,6)
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