ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

米ぬかは食べられる?「炒りぬか」とは

米ぬかとは、玄米の表面を削って精米するときにでる粉のことです。玄米を精米すると、米そのものより米ぬかに9割以上の栄養が含まれているといわれています。家庭では精米した米のみを食べることが多いですが、米ぬかも料理やスイーツにして食べられますよ。

ビタミン類や食物繊維が豊富なので、美肌作りをサポートしてくれたり、お腹の調子を整えたりするのに役立ちます。米ぬかは、生のまま食べるのには向かないので、炒りぬかにして食べるのがおすすめです。炒りぬかとは、フライパンで焦げないように乾炒りした米ぬかのことを指します。(※1)

料理に使いやすいパウダータイプもおすすめ

炒るのが大変だと感じる方には、パウダータイプの米ぬかがおすすめです。パウダータイプなら、そのままでも食べられます。パウダーを料理にサッと加えれば、手軽に米ぬかの栄養を摂取できますよ。

ITEM

ぬかっち 食べる米ぬかパウダー

¥680〜

重量:120g 産地(地方):島根県

※2024年5月2日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

米ぬかを料理に取り入れるときのポイント

米ぬかはさまざまなはたらきが期待できますが、食べ過ぎには注意しましょう。1食につき、大さじ1杯程度が目安です。一度にたくさん摂取せず、毎食に分けて米ぬかを食事に取り入れましょう。

また、米ぬかは栄養を補うための食品と考えることが大切です。米ぬかを摂っているからといって、主食を除くのは好ましくありません。ごはんやうどんなどの主食と一緒に食べるようにしてください。(※2)

米ぬかのおすすめレシピ8選

1. 手軽にパパッと!炒りぬかふりかけ

米ぬかをふりかけにすると、子どもでも食べやすくなります。作りおきすれば毎日手軽に摂れるのでおすすめです。米ぬかの香ばしさと煮干しやかつおぶしの旨味がよく合います。ごはんが進むよう、味付けはしょうゆやみりんで甘辛く仕上げましょう。

2. ドリンクにも。米ぬかのバナナトマトジュース

米ぬかはジュースにしてもおいしいですよ。トマトジュース、牛乳、甘酒、バナナ、炒りぬかをブレンダーに入れて撹拌するだけ。酸味や甘みが感じられ、さっぱりまろやかな味わいです。簡単に作れて満足感もあるので、時間がない日の朝食としても活躍してくれること間違いなしですよ。

3. 米ぬかをかけて召し上がれ。大根の皮のきんぴら

捨ててしまうことが多い大根の皮で作るきんぴら。食材を無駄なく使えるのが嬉しいレシピです。仕上げに米ぬかをかければ、風味がよくなりおいしく食べられますよ。節約したいけれど、栄養のあるものを食べたいときに作ってくださいね。

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