ライター : ユカ

macaroniクリエイターズ /魚おつまみクリエイター

ラップだけでもOK♪「青魚と豆腐のテリーヌ」のレシピ

Photo by maipyukaクリエイター名

調理時間 30
ほぼ毎日、魚おつまみで晩酌をしている魚おつまみクリエイターのユカです。

冬が旬のお魚、ブリは出世魚。稚魚から成魚になるまで、成長とともに名前が変わります。成魚になる前の若魚"ヤズ"が安価だったので、丸物で一本購入しました。お刺身や照り焼きにしてもまだ余る……そこで、ヤズの切り身とお豆腐を使ってテリーヌを作ってみました。

テリーヌ型を持っていないので、今回使用したのはお菓子に使うパウンド型。型がなくてもラップに包むだけでもきれいな形を作ることができますし、牛乳パックを使って成形してもいいですね。

お豆腐がたっぷり入ったテリーヌはふんわりとした食感で、とってもヘルシー♪具材の種類や切り方を変える、断面の見え方が変わります。おもてなしにも使える、華やかな一皿です。

材料(4人分)

Photo by maipyuka

コツ・ポイント

  1. 魚の切り身はアジなどの青魚に変えてもOKです。
  2. Bの具材をアレンジすると、彩りや食感が変わります。
  3. Bの具材は大きくカットしすぎると断面が崩れやすくなるので注意してください。
  4. 木綿豆腐は水切り不要ですが、自然に出た水分は切っておきます。
魚の切身、豆腐、卵、Aの調味料で基本のテリーヌ生地ができるので、Bの具材はお好みでアレンジしてみてください。切った時の断面の彩りを考えて選ぶと、綺麗な仕上がりになりますね。えびをタコやいか、切り昆布ととさかのりを身近な野菜に変えてもいいかもしれません。
お魚はヤズの代わりにアジ、サバ、トビウオなど、ほかの青魚でも同様にできます。お豆腐が入るので、白身のやわらかい魚よりも弾力のある青魚の方が合うと思います。

下準備・下ごしらえ

・魚の切身はフードプロセッサーにかけられるよう、大きめのぶつ切りにする。
・Bの具材はそれぞれ細かく切っておく。

作り方

1.フードプロセッサーで生地を作る。

フードプロセッサーに魚の切り身と、野菜を入れたすり身状の練り物

Photo by maipyuka

材料を順番にフードプロセッサーにかけ、すり身状にしていきます。 ①まず魚をフードプロセッサーにかけます。 ②次に豆腐を入れます。 ③なめらかなすり身になるまで攪拌します。 ④Aの調味料、Bの玉ねぎ、にんじんを加えます。 ⑤最後にBの残りのえびと海藻類(切り昆布、とさかのり)を加えます。 ⑥具材がムラなく混ざったら止めます。

2.型に入れて成形する。

パウンド型に詰めた魚のテリーヌ生地

Photo by maipyuka

型にラップを敷き、①の生地を空気が入らないように詰めて、上もラップで覆います。
ラップに包んだ魚のすり身

Photo by maipyuka

今回はパウンドケーキ型を使いましたが、型がない場合は写真のようにラップに包んで成形するだけでも作れます。 きれいな四角にしたい場合は、牛乳パックを使ってもOKです。

3.蒸し上げてカットする。

蒸し器にパウンド型に入って蒸された魚のテリーヌ

Photo by maipyuka

蒸し器で15~20分程度蒸して、中まで火が通ったら完成です。 ※ラップを外した時に出るドリップ(蒸し汁)は捨てずに④のソース作りに使います。
まな板の上に蒸しあがった魚のテリーヌ

Photo by maipyuka

冷蔵庫で1〜2時間冷やして落ち着かせたら、ラップを外して適当な厚さに切り分けます。

4.ソースを作る。

器に、マヨネーズ、わさび、軽量カップに蒸し汁。

Photo by maipyuka

マヨネーズとわさび、③で取っておいたドリップ(蒸し汁)を混ぜてソースを作ります。 ※割合の目安は、マヨネーズ大さじ2杯、ドリップ小さじ1杯、わさびをお好みの量で調整してください。

Photo by maipyuka

カットした魚のテリーヌをお皿に盛り付けて、ソースをかけてお召し上がりください。

切り昆布の緑色、にんじんやとさかのりの赤色が映える、見た目も楽しい一皿の完成です。具材や使う魚の種類を変えると、色々なパターンが楽しめます。
おもてなしメニューの一皿として、ぜひ作ってみてください♪

編集部のおすすめ