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皮や断面が黒い
さつまいもの皮や断面が黒っぽくなるのは、さつまいもに含まれる成分「ヤラピン」によるもの。ヤラピンは、白いミルク状の液体で時間が経つと黒く変色します。
皮の表面がところどころ黒くなるのは、収穫時に切り口から出たヤラピンが付着した可能性があります。また、切ったさつまいもが黒っぽくなるのは、ヤラピンの成分が切り口に付着するため。断面の変色を防ぐには、切ってすぐに水に浸すのがおすすめです。
ヤラピンは食べても問題ないので、安心してくださいね。(※1,2)
皮の表面がところどころ黒くなるのは、収穫時に切り口から出たヤラピンが付着した可能性があります。また、切ったさつまいもが黒っぽくなるのは、ヤラピンの成分が切り口に付着するため。断面の変色を防ぐには、切ってすぐに水に浸すのがおすすめです。
ヤラピンは食べても問題ないので、安心してくださいね。(※1,2)
皮の表面や断面が緑っぽい
さつまいもの皮に緑色の斑点が付いていることが。これはポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」が、アルカリ成分と反応したことによる変色です。食べても問題ありません。カビと見分けにくいときは、ふわふわしているかどうかで判断するとよいですよ。ほかにも、前述のポイントをいくつか確認してください。
また、さつまいもを天ぷらにすると、断面が緑っぽくなってしまうことがあります。これもクロロゲン酸によるもので、天ぷらの衣に使われることが多い重曹が弱アルカリ性であるためです。
食べてもまったく問題ありませんが、見た目があまりよくないため、天ぷら衣に重曹を使わないようにしたり、さつまいもを水にさらしてアク抜きをしてから使用するとよいでしょう。(※3,4)
また、さつまいもを天ぷらにすると、断面が緑っぽくなってしまうことがあります。これもクロロゲン酸によるもので、天ぷらの衣に使われることが多い重曹が弱アルカリ性であるためです。
食べてもまったく問題ありませんが、見た目があまりよくないため、天ぷら衣に重曹を使わないようにしたり、さつまいもを水にさらしてアク抜きをしてから使用するとよいでしょう。(※3,4)
芽が出ている
じゃがいもの芽に毒があることはよく知られているため、さつまいもの芽が気になるという方も多いのではないでしょうか?実は、さつまいもの芽には毒性はありません。芽を包丁で取り除けば食べることができるので安心してくださいね。(※5)
さつまいもの賞味期限を延ばすポイント
- ・土は洗わずに保存する
・10~16℃の風通しのよい場所で保存する
・洗ったものは袋から出して1本ずつ新聞紙に包む
・ダンボールに入れて冷暗所に置き、なるべく早く食べる
さつまいもの賞味期限は場所や状態で延ばせる!
さつまいもの賞味期限は、掘りたてで土付きのものなら最長半年程度。加熱したさつまいもなら2~3日を目安に食べ切りましょう。保存場所の温度が低すぎると傷む原因になってしまうため、冷蔵庫なら野菜室で保存してくださいね。
傷んでいるかどうか気になったら、見た目やにおいをチェック。少しでも違和感があるときは食べるのをやめてください。スイーツや料理に活用して、さつまいもをおいしく使い切ってくださいね。
傷んでいるかどうか気になったら、見た目やにおいをチェック。少しでも違和感があるときは食べるのをやめてください。スイーツや料理に活用して、さつまいもをおいしく使い切ってくださいね。
まとめ
- 掘りたてのさつまいもは1~3ヶ月程度が賞味期限。土付きのまま1本ずつ新聞紙で包む方法がおすすめ
- スーパーで買ってきたさつまいもは1週間程度が賞味期限。袋に入っている場合は、1本ずつ取り出して冷蔵庫の野菜室で保存
- カットしたさつまいもは2~3日程度が賞味期限。切り口をキッチンペーパーで包み、全体をラップで覆って冷蔵庫の野菜室で保存
- 焼き芋、ゆでたさつまいもは冷蔵保存で2~3日程度。蓋付きの保存容器に入れるか、ラップで全体をぴったり覆って保存
- 事前に加熱し、冷凍したさつまいもの賞味期限は1ヶ月程度。自然解凍がおすすめ
【参考文献】
(2023/08/31参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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