缶切りが家にない!代用品になるものは?

スプーン

金属製のスプーンのツボ部分(口に入れる部分)の上部と柄をしっかりと握り、ツボ部分の先を蓋の縁に強く押し当て穴を空けます。次にてこ式缶切りと同じ要領で切り口を広げていきましょう。

刃が付いていないスプーンを使うので、それなりの時間と力が必要です。コツとしては、スプーンのツボ部分と柄をしっかり握ること。また、滑り止めの手袋をはめることで、さらに力を入れやすくできます。

マイナスドライバー

マイナスドライバーの先端部を蓋の縁に対して垂直に立て、トンカチなどでドライバーの上から叩いて穴を空けます。次に、空いた穴の横にドライバーをずらし、同じ要領で穴を空けていきましょう。2/3ほど蓋が開いたら、ドライバーを使って蓋を押し上げます。

ケガを防止するためにも、なるべく手袋や軍手をはめることをおすすめします。また、ドライバーの持ち手にタオルなどを巻き、グリップ力を上げ、安定感を増すのもおすすめです。

ハサミ

ハサミの刃先を蓋の縁に立てて、当てこするか、叩いて穴を空けます。空いた穴にハサミの刃を入れ、てこ式缶切りと同じ要領で開けていきます。

ハサミは刃物なので、ケガには十分に注意してください。ハサミを持つ手には軍手や手袋をはめ、缶を押さえる側の手にはタオルや台ふきんなどを巻いておくと安心です。

10円玉

蓋の縁に10円玉を立てて強く押し当て、こすりながら穴を空けます。あとは位置をずらしながら同じように穴を空けていけばOK。または、最初に空いた穴に10円玉を差し込み、てこ式缶切りと同じ要領で切り口を広げていきましょう。

穴を空けるのにかなり時間がかかるので、時間がないときはほかの方法を試してください。また、安全のため、軍手や手袋をはめて作業をすることをおすすめします。

お気に入りの缶切りを上手に使いこなそう!

ひとくちに缶切りといっても、さまざまなタイプが存在します。使い方も異なるので、自分に合ったタイプを選ぶのが大切です。

もっともポピュラーなてこ式缶切りは手に入れやすい分、力が要り、扱いに注意が必要なタイプ。より安全に、楽に缶を切りたい場合は、回転式や電動式を選ぶといいですよ。

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