3. ナンプラー

ナンプラーは、主にカタクチイワシを下処理せずに塩漬けし、発酵させる魚醤(ぎょしょう)です。独特の香りが特徴で、エスニック料理に多く使われます。

アンチョビと同じく塩気が強いため、代用する際は少量ずつ加えましょう。液体なので、アンチョビペーストの代わりにしたり、スープに入れたりするのがおすすめです。

4. いかの塩辛

日本の伝統食でもある、いかの塩辛。生いかの身や肝に食塩を加えて発酵させて作ります。アンチョビと原料が異なるため、やや風味が異なりますが、旨みが強くアンチョビの代用に適していますよ。

いかの塩辛を細かく刻み、炒めものやパスタの具材に使ってみてくださいね。

5. さばの水煮缶

アンチョビの原料であるカタクチイワシとさばは同じ青魚なので、比較的風味が似ています。さばの水煮缶は塩で調味しているため、さまざまな料理に使いやすい点もポイント。

アンチョビよりも塩分が控えめなので、代用するときは塩を足すとよいですよ。

6. かつおぶし

旨みの強いかつおぶしは、アンチョビの代用品に向いています。煮たかつおを乾燥させているため塩分はなく、代用する際は塩を加えるとよいです。サラダのトッピングやソースなどに使うと、アンチョビに負けない味に仕上がりますよ。

アンチョビがなくてもOK!代用品で作る人気レシピ3選

1. アウトドアにも!オイルサーディンのアヒージョ

ワインのお供に人気のアヒージョ。アンチョビを加えるとオイルに風味が移って格別のおいしさに仕上がります。こちらはオイルサーディンで代用。オイルサーディンの塩気があるため、味付けは控えめで十分です。アウトドアにもおすすめですよ。

2. 混ぜるだけ。かつおぶしのバーニャカウダソース

オリーブオイルで炒めたアンチョビに生クリームをあわせるバーニャカウダソース。アンチョビの代わりにかつおぶしを使い、クリームチーズや米油などと混ぜれば、火を使わずに作れますよ。量を調整しやすく、少しだけバーニャカウダソースを使いたいときにうってつけです。
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