ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

業スーの人気スイーツシリーズにモンブラン味!

Photo by muccinpurin

業務スーパーといえば、冷凍野菜から大入りのお肉、さらにほかにはないスイーツまで。とにかく大容量でお買い得感があり、しかもおいしいとあって大人気のスーパーです。

この記事では、安くておいしく種類豊富でおなじみの冷凍ケーキシリーズから、「モンブランムースケーキ」をご紹介します。見たことはあるけど食べたことはない、という方のために、気になる味わいをレビューしますよ。

業務スーパー「モンブランムースケーキ」

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価格:394円(税込)
モンブランムースケーキは、業務スーパーの超人気スイーツ「リッチチーズケーキ」と同じシリーズ。透明で平らなパックにぎっしりとパッケージされ、冷凍販売されています。じつはこのパッケージは、製造元の「オースターフーズ」で作られる豆腐と同じパッケージを使っているのだとか。新たにチーズケーキ用のパッケージを作るより、低コストで販売できることから生まれたそうですよ。

オースターフーズは業務スーパーを運営する神戸物産の子会社なので、業務スーパーの公式サイトには「国内自社関連工場で製造、安心安全!」と謳われています。
リッチチーズケーキのレビューはこちら▼

原材料には “さつまいも” の文字も!

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モンブランムースケーキの原材料は、植物油脂(国内製造)、さつまいもペースト、果糖ぶどう糖液糖、栗ペースト、液卵、小麦粉、加糖練乳、砂糖、水飴などなど。モンブランムースケーキというネーミングですが、栗ペースト以外にさつまいもペーストも使われているようですよ。

扱い方に注意!きれいな切り方

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フィルムをめくると、モンブランムース……ではなくスポンジ生地がお目見え。ケーキの底部分が上になっているようです。まな板をかぶせて裏返し、型からケーキを取り出しましょう。

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このとき注意したいのは、凍ったまま作業するということ。解凍してからだと形が崩れて方から取り出しにくいばかりか、切るときも大惨事になるのでご注意ください。型のまわりを温かい布巾で覆い、軽く溶かすときれいに外すことができますよ。

冷凍のまま食べる分だけ切るのが吉

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カットするときももちろん冷凍のまま作業します。冷凍庫から出してすぐでもカチカチではないので、ナイフで容易に切ることができますよ。

きれいに切るコツは、お湯で温めたナイフで押すように切ること。一面切り終えたらナイフについたケーキを拭き取ると、よりきれいに切ることができますよ。細長く切るとスタイリッシュで、パティスリーで売っているケーキのようですね。

不思議な感覚…。冷たいのにホクホク食感?

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冷凍庫から出したばかりはやや固く感じましたが、カットするうちに半解凍状態になり、ちょうどいいあんばいに。少し凍った様態で食べるとひんやりとアイスっぽく、暑い季節にひんやり涼を運んでくれます。

パッケージに “ほっくり上品なマロンの風味” とあるように、栗のホクホク感がしっかりと再現されていますよ。まさに上品な甘さ。栗ペーストとさつまいもペーストが入ることで、冷たいのにホクホクする、という不思議な食感でモンブラン感満載。

ちょっぴり甘めなのでコーヒーとよく合いそう。お口のなかがひんやりするので、ホットコーヒーでちょうどいいバランスかもしれません。

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食べ進めるうちにしだいにやわらかく、食感が変わるのもひとつの楽しみ。原材料にゲル化剤が入っているため完全に溶けても流れることがありません。試しに完全解凍して食べてみましたが、ムースというよりはババロアのようなしっかりとした食感で、これはこれで美味でしたよ。


フィルムに解凍時間は冷蔵で約2時間、常温で約1時間と記載がありましたが、あえて溶かさず食感の変化を楽しむのがおすすめですよ。1個約300gなので、5人で分ければ約175kcal。おやつとしてはちょうどいいカロリーです。
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