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Q. 赤ちゃんがバナナを食べ過ぎると危険?
A. 赤ちゃんがバナナを食べ過ぎると、お腹がいっぱいで食事を食べられなくなるというような影響が出る場合があります。
離乳食初期から食べられ、甘くて食べやすいため与えてしまいがちですが、バナナばかりでは栄養が偏るので食べ過ぎに注意。また、バナナはアレルギーの原因となりうる食品なので、様子を見ながら進めましょう。
なお、幼児における果物の摂取量目安は、一日あたり1歳半~2歳が100g、3~5歳が150gです。幼児の場合、バナナは一日1本程度を目安にしましょう。(※2,19,20)
離乳食初期から食べられ、甘くて食べやすいため与えてしまいがちですが、バナナばかりでは栄養が偏るので食べ過ぎに注意。また、バナナはアレルギーの原因となりうる食品なので、様子を見ながら進めましょう。
なお、幼児における果物の摂取量目安は、一日あたり1歳半~2歳が100g、3~5歳が150gです。幼児の場合、バナナは一日1本程度を目安にしましょう。(※2,19,20)
管理栄養士おすすめのバナナの食べ方
ヨーグルトと一緒に食べる
前述したように、未熟なバナナには結石の原因になりうるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸はカルシウムと一緒に摂ると、腸内で結合して吸収されずに体外に排出されます。そのため、カルシウムが豊富なヨーグルトとバナナを一緒に食べることで結石対策になりますよ。
また、ヨーグルトには善玉菌が、バナナには善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が含まれ、腸活にも役立つ食べ方になります。(※1,5,21)
また、ヨーグルトには善玉菌が、バナナには善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が含まれ、腸活にも役立つ食べ方になります。(※1,5,21)
未熟なバナナを選ぶ
便秘にお悩みの方におすすめなのが、熟していない、まだ青さの残るバナナ。未熟なバナナには、レジスタントスターチというでんぷん質が含まれています。
レジスタントスターチとは、便の量を増やして腸の運動を促す不溶性食物繊維と、便をやわらかくする水溶性食物繊維、両方の作用が期待できる成分です。そのため、便秘対策でバナナを選ぶときは、青みのあるものを選びましょう。
なお、未熟なバナナにはシュウ酸が多いため、結石ができやすい方は、熟したバナナを選んでくださいね。(※5,22)
レジスタントスターチとは、便の量を増やして腸の運動を促す不溶性食物繊維と、便をやわらかくする水溶性食物繊維、両方の作用が期待できる成分です。そのため、便秘対策でバナナを選ぶときは、青みのあるものを選びましょう。
なお、未熟なバナナにはシュウ酸が多いため、結石ができやすい方は、熟したバナナを選んでくださいね。(※5,22)
目的に合わせて!バナナを食べるおすすめの時間帯
朝ごはん
午前中の仕事や勉強に集中したいときは、朝ごはん時がおすすめ。バナナには脳のエネルギー源となるブドウ糖をはじめ、糖質が多く含まれます。寝ている間に消費した脳のエネルギーを補うのにぴったりです。
また、バナナに含まれるマグネシウムには腸の動きを活発化させて、便通を促すはたらきがありますよ。朝のお通じですっきりしたい方にもおすすめです。(※7,23)
また、バナナに含まれるマグネシウムには腸の動きを活発化させて、便通を促すはたらきがありますよ。朝のお通じですっきりしたい方にもおすすめです。(※7,23)
運動前
吸収速度の異なるさまざまな糖質を含んでいるバナナは、運動前のエネルギー補給に役立ちます。吸収スピードが速くエネルギーとなりやすいブドウ糖や果糖、ゆっくりと吸収されるでんぷんなど、即時的かつ持続的なエネルギー補給ができますよ。
また、バナナには糖質をエネルギーにする際に必要なビタミンB1も含まれており、効率よくエネルギーを生み出せます。(※23,24)
また、バナナには糖質をエネルギーにする際に必要なビタミンB1も含まれており、効率よくエネルギーを生み出せます。(※23,24)
運動後
運動後のすばやい糖質補給は、消費した筋グリコーゲンの効率よい回復に役立ちます。吸収の速いブドウ糖や果糖が含まれるバナナは、運動後にぴったりの糖質補給源です。
また、バナナは果物のなかでもたんぱく質の合成にかかわるビタミンB6が豊富。運動後には、筋たんぱく質の合成が高まるため、たんぱく質とビタミンB6を一緒に摂ることで筋肉の回復を促せますよ。(※1,24)
また、バナナは果物のなかでもたんぱく質の合成にかかわるビタミンB6が豊富。運動後には、筋たんぱく質の合成が高まるため、たんぱく質とビタミンB6を一緒に摂ることで筋肉の回復を促せますよ。(※1,24)
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