バナナ1本のカロリーと糖質

重量エネルギー量糖質量
バナナ1本/可食部120g112kcal21.4g
(※1,2)

ほかの果物と比べると

エネルギー量糖質量
バナナ93kcal21.4g
りんご56kcal14.3g
キウイフルーツ51kcal10.8g
いちご31kcal7.1g
みかん49kcal11.0g
ぶどう69kcal16.0g
(※1)
バナナとほかの果物のカロリーと糖質量を、100gあたりで比べてみましょう。

バナナはほかの果物と比べて、高カロリー・高糖質です。手で皮がむけてすぐ食べられるという手軽さから、エネルギー補給に役立ちますが、食べ過ぎはカロリー・糖質の摂り過ぎにつながるおそれも。バナナは適量を食べることが大切です。(※1)

バナナの栄養と効果効能

前述しているように、バナナの食べ過ぎにはデメリットがありますが、バナナは適量を守れば、体によい効能があります。では、どんな栄養があるのか確認してみましょう。

栄養

  1. 腸内環境を整える「食物繊維」
  2. たんぱく質代謝にかかわる「ビタミンB6」
  3. むくみ対策に役立つ「カリウム」
  4. 活性酸素を除去する「ポリフェノール」
  5. 睡眠を促す「トリプトファン」

腸内環境を整える「食物繊維」

善玉菌を増やして腸内環境を整えるはたらきをもつ食物繊維は、バナナ100gあたりに1.1g含まれています。特に多く含まれるのは、不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は、胃腸内で水分を吸収して便の量を増やし、腸を刺激するため、便通を促す作用があります。便秘対策に役立つ栄養素です。(※1,6,7)

たんぱく質代謝にかかわる「ビタミンB6」

ビタミンB群は補酵素として、エネルギー代謝を助けるはたらきがあります。ビタミンB群が不足していると、エネルギー代謝がスムーズに回らないおそれが。

特に、バナナにはたんぱく質の代謝にかかわるビタミンB6が豊富で、100gあたり0.38mg含まれています。アミノ酸の再合成を助ける補酵素としてはたらくため、たんぱく質の摂取量が多い方は、日々の食事に意識して取り入れたい栄養素です。(※1,8)

むくみ対策に役立つ「カリウム」

塩分(ナトリウム)の排出を促し、むくみ対策に役立つカリウムは、バナナ100gあたりに360mg含まれています。

むくみがあらわれる原因のひとつが、塩分の摂り過ぎ。塩分が水分を取り込むため、余分な水分が排出されにくくなり、むくみにつながります。カリウムが多く含まれるバナナは、むくみが気になる方におすすめです。(※1,9)
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