ライター : macaroni 編集部 井上

トレンド担当ディレクター

SNSをザワつかせる「醤油ネイル」

いまTwitterでは、ネイリストのPONO(@joyeux_ponopono)さんが投稿した「醤油ネイル」がTwitterで8.1万いいねを獲得し、とても話題になっています!その正体は “お皿に醤油が滴れている様子を再現した” ネイルで、ツイートのコメント欄は「すごすぎる……これぞ職人技!」「こんな立体的で繊細なネイルははじめて見た」など、絶賛と驚きの声で溢れかえっているんですよ。

この記事では考案したPONOさんに作るに至ったきっかけや、一番苦労したことなどを聞いてみました。後半はPONOさんの過去の作品もいくつかご紹介します!

ネイルパーツは…動く魚の醤油さしやまぐろの刺身!?

Photo by PONO

作るきっかけとなったのは、PONOさんのお客様のひとり、ちんすこう将軍さんという方のオーダー。「お客様が、寿司を食べていて思いついたそうです。一番大変だったポイントは本物の醤油を入れるために小さいボトルを作ることでしたね」と語るPONOさん。一体どんな手作業なのか、作っているところを覗き見したくなってしまいますね。

パーツ作りだけで4〜5時間!

Photo by PONO

醤油がお皿にたれているデザインだけでも目を奪われますが、さらに驚くべきはネイルパーツ。「醤油ネイルに費やした時間はパーツ作りに4〜5時間、寿司と刺身を入れたらもっとですね」と答えるPONOさん。施術自体は、ネイル10本分の長さ出しがあるため、5〜6時間ほどかかったのだそうです。驚くほど長時間ですが、この繊細さと美しさ、そして再現度を見れば納得ですよね。

なんとこの写真はお魚の醤油さしで、中の醤油は動くのだとか!す、すごい……思わず言葉を失ってしまうほどのリアル感です。

Photo by PONO

さらに「お皿の色を見ているうちに、まぐろのお刺身をお造りしたくなっちゃって……」と、お刺身もパーツに追加。お刺身だけでは満足いかず、お寿司ものせたそうですよ。ちょこんと横に添えているわさびもかわいらしい♪

リアルすぎて思わず喉がなる!? 過去の作品集

透明感に心奪われる「イカネイル」

Photo by PONO

透明感が目を引く「イカネイル」は、あまりの美しさに息を呑んで見入ってしまいます。しかも、ただのイカを作るだけではなく、ホタルイカとアオリイカ2種類をわけて作るというかなりの凝りよう。

中のはらわたまで透けて見えるように作るなんて、これぞまさに職人技ですね。キラキラと光るほかのシンプルなネイルとも調和していて、とてもきれいです。

気泡ネイルでシュワシュワ「メロンソーダネイル」

Photo by PONO

気泡をわざと入れた気泡ネイルで、シュワシュワ感満載に仕上げられた「メロンソーダネイル」。気泡が入っているだけで、ソーダの再現度が一気に高まり、喉がかわいているときに見たら思わず喉がゴクリと鳴ってしまいそうです……。

このネイルをオーダーしたお客様は、アイスクリームとソーダの境目の溶け感にかなりこだわりを持っていたそうで、そのあたりに配慮して作られたのだとか。

フルーツには切れ目も!?「クリームソーダネイルフルーツ添えネイル」

Photo by PONO

メロンソーダネイルを見たというお客様から、同じオーダーが入り、髪の毛の色に合わせてネイルの色も変更。ブルーベリーソーダといちごソーダにして、色はピンクやパープルにし、さらに華やかな印象に仕上がっています。

パーツのフルーツはすべて手作りで、よく見るとパイナップルには切れ目も入っているんですよ!

あのロングセラーお菓子まで。「バレンタインチョコレートネイル」

Photo by PONO

最後に紹介するのは、バレンタイン用のチョコレートのネイル。よく見てみると、みなさんも一度は食べたことがあるであろうロングセラーお菓子がちらほら。

ロッテのガーナや明治の板チョコレートは、パッケージと中身まで再現されているのが驚きです。チョコレートだけだと色が地味になってしまいますが、オレンジを用いたオランジェットがあることで、一気に華やかな印象に。2022年のバレンタインネイルはどんなものを作るのでしょうか。

次はどんな食べ物ネイルが登場する!?

どのネイルのデザインも再現度が高く、とにかく繊細!注文するお客様のユニークなセンスも称すべきですが、なによりそれをイメージ通りに仕上げてしまうPONOさんの技術に見惚れてしまいますよね。「過去の作品がもっと見たい」という人は下記のリンクからチェックしてみてください。

これまでの作品の完成度が高いだけに、これからの作品にも期待してしまいます。何やら現在は “天ぷらネイル” を製作中とのこと……!完成が楽しみですね。
※本記事は@usasa21さんのご協力のもと、株式会社トラストリッジが作成しています
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