ライター : ヒトサラマガジン

教えてくれたのは 川手寛康シェフ

東京・外苑前にあるフレンチレストラン【フロリレージュ】のオーナーシェフ。ミシュラン二ッ星を獲得し、「アジアのベストレストラン50」にも選出。

【フロリレージュ】川手シェフが教える 『オニオングラタンスープ』のつくり方

川手シェフ:カットするのは玉ねぎとバケットのみ。簡単につくれるオニオングラタンスープなので、おもてなしにもぜひ。

材料(4人分)/調理時間40分

・玉ねぎ(大)……2個
・和風一番だし……2,000ml
・バケットスライス……2~3枚/ひとりあたり
・ミックスチーズ……適量
・黒胡椒……適量
・バター

つくり方

①玉ねぎの繊維を断ち切るように、垂直に薄切りにします。
②バケットを5mm幅にスライスします。
③鍋にバター(もしくはオリーブオイル、サラダ油)を熱し、そこに玉ねぎと塩をひとつまみ加えます。
④焦げ茶色になるまで15~20分程度炒めます。
⑤鍋に一番だしと黒胡椒を加え、中火で10分程度煮込みます。
⑥バケットにチーズを乗せ、トースターで焦げ目がつくまで焼き上げます。
⑦器にスープ、焼き上げたバケットを盛り付けて完成です。

『オニオングラタンスープ』3つのポイント

Point①玉ねぎは繊維を断ち切るように切る

玉ねぎは切り方で味わいが変わります。今回のオニオンスープのように甘みを出したい場合は繊維を断ち切るように垂直にスライスします。
川手シェフ:今回は昨年採れた「ひね玉」を使用しました。新玉ねぎだと水分が多いので、少し古くなってシワが寄っているような玉ねぎがオススメです。

Point②玉ねぎを炒める時は強火で

玉ねぎは強火で、焦げても気にせず混ぜながらしっかりと火入れをしていきます。
川手シェフ:炒める前に塩をひとつまみ入れることで、水分が出て炒めやすくなりますよ。

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