石鹸のような形で作りインテリアに

Photo by macaroni

「穴をあけず、置き型のワックスサシェに仕上げるアレンジもおすすめです。こちらはシリコンのクッキー型で作れます。石鹸のようなコロンとした見た目になりますよ。いろいろなデザインで作り、インテリアとして飾るととてもかわいいんです♪」

巾着やガーゼ袋に入れて楽しむ

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「引き出しやクローゼットにそのまま入れても大丈夫ですが、ちょっと気になる方は巾着やガーゼ袋に入れておくといいと思います。

サシェは布や紙との相性が良いんです。名刺や手紙などの紙類やハンカチと一緒にしておくと、人に渡すときにほんのり良い香りがしますよ」

ワックスを扱う際の注意点

ワックスの品質によって仕上がりが異なることも

「ワックスによっては少し濁ったり、思っていた色と違う仕上がりになることがあります。その際は、異なるワックスの種類を組み合わせるといいですよ。パラフィン9割に、ミツロウやソイワックスを1割混ぜると、半透明に仕上がりやすくなります」

ワックスは必ず燃えるゴミへ

ビーカーやカップに残ったワックスは、そのままシンクに流すことはできません。容器に付いた固まりは手で取り除いたり、拭き取ったりして燃えるゴミとして扱いましょう。

「容器から取り除きにくい場合は、再度湯煎にかけて温めるとまたワックスが溶けるので、液体になったらティッシュや布で拭き取るときれいに汚れが取れます。その際は、火傷にご注意ください」

おしゃれに香りを楽しむ。手作りのボタニカルワックスサシェ

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香りの持続は、置く場所やワックスサシェのサイズによって異なりますが、約1カ月~半年ほど持つと言われています。香りが落ちたら、再度溶かしてワックスサシェにしたり、キャンドルとして再利用したりできますよ。

ナチュラルなデザインとやさしい香りのボタニカルワックスサシェは、おうちの小さな空間を癒しのスポットに変えてくれます。手軽に作ることができ、材料も身近な場所でそろえられるので、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

取材・文/鎌上織愛
撮影/實重かおり(macaroni 編集部)
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