翌日のごはん量を調整する

ビールを楽しく飲んで、食べ過ぎや飲み過ぎが気になるときは、翌日のごはんの量を調整しましょう。ごはん茶碗軽く1杯は約150g。100gに減らすと、カロリーや糖質を2/3に抑えることができます。

糖質はエネルギー源となる栄養素なので、まったく摂らないと、エネルギー不足から疲労感や集中力の低下などにつながることも。適度に糖質を摂りながら、できる範囲で調整しましょう。(※4,12,21)

低糖質なビールを選ぶ

ビールの糖質を気にせず楽しみたい方には、糖質オフや、糖質ゼロのビールが販売されていますよ。栄養成分表示を確認し、糖質が低いものを選んでみてくださいね。

ただし、糖質オフや糖質ゼロだからといって、いくらでも飲んでよいというわけではありません。厚生労働省が定める「健康日本21」では、適度な飲酒として「一日平均純アルコールで20g程度」を指標としています。

ビールに換算すると、一日あたり中瓶1本(500ml)程度が目安。あらかじめ量を決めて飲むことをおすすめします。(※2,22)

ビールのカロリーに注意して、太りにくい工夫を!

爽快な飲み口のビールは、ついつい飲み進めてしまいがち。同量ではほかのアルコール類よりカロリーが低いものの、たくさん飲めば過剰摂取になってしまいます。また、ビールにより食欲が増すことや、糖質が多いところにも注意が必要です。

ビールを飲むときは、一緒に水を摂るようにして飲み過ぎ対策をしたり、代謝を助けるおつまみを選んだりと、飲んでも太りにくくする工夫をしましょう。糖質オフのビールも活用しながら、楽しく飲めるといいですね。
【参考文献】
※4 日本食品成分表2019七訂|医歯薬出版
(2021/04/21参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ