4. 南禅寺が発祥の伝統料理「湯豆腐」

京都へ来たら、絶対に食べたい食べ物のひとつに挙げられるのが湯豆腐。精進料理から生まれた湯豆腐は、京都 南禅寺が発祥の料理といわれています。

また、名水と名高いまろやかな京都の水は、豆腐作りに最適です。そんな京都の水で作られる豆腐は絶品!「南禅寺 順正」、「奥丹」、「南禅寺参道 菊水」など、南禅寺界隈には名店が勢ぞろいしています。

もちろん、南禅寺以外の京都市内にも、湯豆腐のおいしいお店はたくさんあります。ぜひ、大豆の旨味たっぷりのアツアツの湯豆腐を食べてくださいね。

おすすめ店:豆腐料理 松ケ枝(嵐山)

Photo by オミ

2,140円(税込)
一般的にお値段の張る湯豆腐ですが、嵐山にある「豆腐料理 松ケ枝(まつがえ)」なら、お店の雰囲気もお料理の質も高いのに、比較的お手頃価格で味わえます。

明治時代に活躍した日本画家の住まいだったという店内へは、靴を脱いで上がります。テーブル席が並ぶ落ち着いた和の空間から美しい庭を愛で、湯豆腐に舌鼓を打つのはいかがでしょう。

「豆腐料理 松ケ枝」の湯豆腐は、抹茶と蕎麦の2種類を使用しています。蕎麦の香りと抹茶の風味が意外にも豆腐と合いますよ。
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5. ランチやディナーに「湯葉」

独特の食感と味がほかの食べ物にはない湯葉。豆乳を加熱したときの上澄みにできる薄い膜状の食べ物で、中国から伝わったといわれています。日本では古くから精進料理として親しまれてきました。

乾燥させた湯葉と生湯葉があり、最近ではお客さんが自ら湯葉を作って食べられるお店が人気を集めています。湯葉は、一番最初に引き上げるものが上等とされるので、手作り体験のできるお店で食べ比べるのもおもしろそうですね。

そのたんぱくな味わいから、煮物や揚げ物などさまざまな料理に利用できます。湯葉そのものを味わうお造りも最高ですよ♪

おすすめ店:南禅寺 順正(じゅんせい)

Photo by gaff.gurunavi.jp

花コース 3,630円(税込)
はじめての方におすすめなのが「花コース」。豆乳・小鉢・田楽・野菜天ぷらなど、旬の食材を使用した料理をいただけます。

メインの鍋は湯豆腐と湯葉からチョイス可能。湯葉鍋は自身で豆乳から湯葉を作るため、まさに「できたて」の湯葉が味わえますよ。
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6. ツヤツヤの米とおこげがおいしい「銀シャリ」

あまり知られていませんが、京都にはおいしいお米があるんですよ。京都府が主催する「京のプレミアム米コンテスト」という催しもおこなわれているほど。

京都のおいしい日本料理やおばんざいばかりに目が行き、お米は脇役になりがちですが、お米が主役になるようなお店が京都にあるんです。

銀座にもお店のある「京の米料亭 八代目儀兵衛(ぎへえ)」は、唯一無二の銀シャリを食べることができると、行列ができない日はないほどの人気ぶりです。

おすすめ店:京の米料亭 八代目儀兵衛(河原町)

Photo by http://www.okomeya-ryotei.net/gion/

2,980円
「京の米料亭 八代目儀兵衛(ぎへえ)」のお米は、産地にこだわりません。おいしいお米をよりおいしく食べられるようブレンドし、究極の味を生み出します。オリジナルの炊飯釜で炊かれた銀シャリは、ツヤツヤのモチモチ。ひと粒ひと粒がしっかりしていて、噛むほどに甘さが口いっぱいに広がりますよ。

ランチは、焼き魚や揚げ物、肉料理などバラエティ豊富なメニューとともに、お店自慢の炊きたて銀シャリが手軽に楽しめます。

そんな高級感のある銀シャリですが、うれしいことにおかわりが自由なんです!2杯目からはおこげの入った銀シャリが食べられるため、ほとんどの人がおかわりをしているんです。贅沢におこげを楽しむ銀シャリは、パリパリと香ばしくたまりません!ごま塩でいただくことをおすすめします♪
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