ライター : macaroni 編集部

氷見の寒ぶりとは?旬の時期、おすすめの食べ方などを紹介

富山県の氷見には「ひみ寒ぶり」という冬の味覚があります。富山湾から水揚げされる寒ぶりで、この上ないおいしさなんです。

毎年の「ひみ寒ぶり」の季節は、ひみ寒ぶり宣言という氷見魚ブランド対策協議会の判定委員会からの発表によって開始・終了します。水揚げされるぶりの形や大きさ、数量、そして脂ののりなどを総合的に判断し、安定してとれる見通しが立つと宣言されるのです。1尾に1枚、氷見漁港で競られたことの販売証明書を発行し、統一の青箱に入れて出荷されるんですよ。

宣言は毎年11月下旬から12月初旬頃にかけてだされるので、冬の幸となるのですね。

ひみ寒ぶりの値段は?お取り寄せはできる?

ひみ寒ぶりと名乗れるのは7kg台のもの〜で3万円前後が相場のようです。大物の10kg台となると5万円〜となりますが、時価なので毎年値段は変動します。

やはり鮮度が命になるので、氷見以外ではあまり食べられません。しかし、市場での買い付けを代行、直送してくれるサービスもあるみたいなので、どうしても! という人は調べてみてくださいね。

一部の通販サイトでは、ひみ寒ぶりしゃぶセットがお取り寄せ可能!おうちで気軽にぶりしゃぶが楽しめますよ。

ITEM

ひみ寒ぶりしゃぶセット

¥13,200〜

‎400 g

※2022年10月14日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ひみ寒ぶりのおいしい食べ方

Photo by gurunavi.jp

頭から尻尾まで、まるまるおいしく食べられる寒ぶり。旬の脂ののったひみ寒ぶりは、まずはお造りで食べるのがおすすめ。シメたばかりのコリコリとした食感を楽しめるのはお造りだけです。

上質な脂を楽しむなら、サッと湯通ししてしゃぶしゃぶで。とろけるような口どけで、ぶりのもっている甘みを堪能できますよ。
ぶりのレシピ紹介はこちら▼

ひみ寒ぶりが食べられる、富山・氷見のおすすめ店5選

1. ひみ寒ぶりフルコース! 「ばんや料理 ひみ浜」

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氷見漁港のすぐそばにある「ばんや料理 ひみ浜」は、本物のぶりを楽しみたいなら絶対に外せない名店。ひみ寒ぶりのなかでも10kg以上のものしか仕入れないこだわりをもっているんです。

それだけに予約は数か月待ち、当日行っても開店前に並んでいる人しか入れないくらいに大人気。ひみ寒ぶりのフルコースという贅沢きわまりない料理を食べられる、究極のお店です。

「ぶりしゃぶコース」では、脂がのったぶりをしゃぶしゃぶでいただけるコース。サッと湯通しすると寒ぶり本来の甘味が際立ち、それはもうとろけるようなおいしさです。
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2. 富山湾を知りつくした匠の技「食彩居酒屋 灘や」

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富山湾の海の幸のおいしさを熟知しているからこそ、季節に合わせた絶品料理を提供してくれる「食彩居酒屋 灘や」。富山湾の王者であるひみ寒ぶりも、匠の技をもって最高の状態で出してくれます。

もちろん、ほかの旬の海の幸を使った料理はどれも絶品。お店はJR氷見駅から歩いて7分、忍者ハットリくんカラクリ時計が近くにありますよ。

12月から1月は、予算や好みに応えてくれる「ひみブリづくしコース」があります。お刺身やしゃぶしゃぶはもちろん、さまざまな寒ぶり料理を楽しめますよ。
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3. 囲炉裏でひみ寒ぶりを「囲炉裏 醸家」

繁華街内にお店を構えている「囲炉裏 醸家」。お座敷席や掘りごたつなど、ゆったりとくつろげる席で富山のおいしい食べ物を堪能できるお店です。富山湾で水揚げされた魚介を炙る炉端焼きや鍋、さらには富山の地酒など、この土地ならでは味がたくさん!

駅から徒歩8分とアクセスもいいので、観光だけでなく仕事帰りやデートにも立ち寄りたいお店です。

冬が旬の魚介類を使った鍋を堪能できる「囲炉裏鍋のコース」はゴマ味噌鍋、真鱈白子しゃぶしゃぶ、ぶりしゃぶの3つから選ぶことができます。

ぶりしゃぶコースでは、脂ののったきれいなぶりがいただけます。ぶりの脂が溶け出したスープでシメまで堪能すれば、大満足間違いなしでしょう。
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