ライター : ☆ゴン

「とろろ昆布」とは?

とろろ昆布はその名のとおり、昆布が原料です。昆布の表面を薄く削りだすおぼろ昆布と違い、何枚も昆布を重ねたものの断面を削って作ります。断面を削るので、ふんわりとした食感が特徴。そのままお吸い物にのせたり、食べ物にトッピングしたりと、いろんな使い方があります。

とろろ昆布の作り方

原料となる昆布は、はじめに甘酢に漬けてやわらかくします。その昆布を何枚も重ねてプレス機で圧縮してブロック状に加工。そのブロックの断面を機械で薄く削るのが、とろろ昆布の一般的な作り方です。

とくに富山県では古くからとろろ昆布作りが盛んで、「とろろ昆布のおにぎり」が郷土料理として有名。宮城県のように、断面を職人が手作業で削る地域もあるそうです。

定番料理にプラス。とろろ昆布の人気レシピ9選

1. みそ汁にトッピング

みそ汁に入れると、昆布独特のだしがプラスされ、旨味が一段とアップします。仕上げにトッピングするだけなので、手間いらずで簡単です。こちらのレシピは豆腐のみそ汁にトッピング。ほかにも、玉ねぎやじゃがいもなど、どんな具材のみそ汁にもよく合います。

2. お吸い物にトッピング

澄んだつゆのお吸い物にとろろ昆布を加えると、おもてなしにもぴったりなひと品ができあがり。とろろ昆布の旨味が、おすましの味をさらに引き立ててくれます。レシピでは、卵豆腐のお吸い物にとろろ昆布をプラス。とろろ昆布の風味と食感が際立つ、おいしい味わいのお吸い物です。

3. 豆腐にトッピング

とろろ昆布を豆腐にトッピングするだけで、あっという間に簡単なおつまみが完成です。レンジ加熱した絹豆腐をくずし豆腐風にして、しょうゆやごま油などで味付けし、とろろ昆布をトッピングするレシピ。冷や奴にトッピングしても、マッチすること間違いなしです。

4. おひたしにトッピング

おひたしに、とろろ昆布をトッピングしてもOK。いつものおひたしが、ひと味もふた味も変わるので、きっとびっくりしますよ。おつまみだけでなく、副菜や箸休めとしてもおすすめ。レシピでは、ほうれん草とニラのおひたしに、とろろ昆布をのせて仕上げます。

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