6. 明るい店主に癒される「キッチン ナナニーサン」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

神田の高架下で営業する、元気と楽しさ溢れるカレー居酒屋。居酒屋と言いながらランチでもおいしいカレーがいただけます。

人気の秘密は、店主なつみさんの明るいキャラ。都心にありながら、完全なる個人経営居酒屋の雰囲気がたまらなく居心地良いのです。昼も夜も、ふらりと立ち寄りたくなるお店ですよ。

723 全のせカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,080円(税込)
日替わりカレーとチキンカレー、副菜がどっさりのった幸せなひと皿です。この日の日替わりはシーフードカレーで、エビやイカなど魚介たっぷり。定番のチキンカレーには、カルダモンの香りをしっかり立てる工夫が施されています。

ライスは、白米にグルテンフリーのこんにゃく米をミックスし、さりげなくカロリーをカット。よくよく見なきゃわからない、ナイスな仕上がり。味だけでない楽しさに溢れたひと皿です。
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7. ロカボなスパイスカレー「ヨンイチカレー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

ちょっと珍しい、低糖質(ロカボ)にこだわったスパイスカレーのお店です。

カレーでロカボってどういうこと?……小麦粉不使用はもちろん、カレーのベースに鶏スープを用いることで、ライス少なめでも満足感が得られるよう工夫し、一食あたり約40gの糖質量を実現しているそう。「カレーは太る」という風説を見事に覆してくれますね。

メニューは、キーマカレーや野菜カレーから担々カレーらーめんまでバリエーション豊富。ストイックなロカボ飯とはひと味違います。食後には、セルフでカスタムチャイのサービスも。

カレー屋さんの麻婆豆腐風(並)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
「カレー×麻婆豆腐」という一見刺激物の二乗ではありますが、考えてみれば豆腐自体がヘルシーフードなのだから、ロカボなカレーと組み合わせてもヘルシーフードでいられるってわけです。

麻婆のベースとなるのは、定番のキーマ。やさしい味わいのなか、ほのかに香る花椒が心地良いのです。別盛りのライスにはバスマティが用いられており、軽やかな食べ心地ですよ。
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8. 池波正太郎が愛したカレー南蛮「神田まつや」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1884年創業、池波正太郎も愛した蕎麦屋の名門です。江戸情緒溢れる店構えは、東京都の歴史的建築物に選定されたほど。近くにキリスト教のニコライ堂があったおかげで空襲を免れたという話もあり、神田の歴史をひしひしと感じる場所です。

カレー好きの間で、名物として愛されるのが「カレー南蛮」。大手メーカーからカップ麺や冷凍食品も発売され、「カレー蕎麦といえばまつや」なのです。

老舗ながら敷居は決して高くなく、通し営業という便利さもあり、ふとしたときに訪れたいお店。

カレー南蛮

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,050円(税抜)
「神田まつや」不動の看板メニュー。スープに浮かんで見える鶏肉、大ぶりなネギが美しいひと品。カレー南蛮にネギは欠かせないんです。

細く繊細な手打ち蕎麦に品良く絡むカレー汁。本節と宗田節を合わせた出汁に、甘辛いかえし。これぞ和カレーの真髄であります。
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