7. 多様なアレンジを楽しめる「明太子」

ごはんのお供の代表「明太子」。日本でその歴史がはじまったのは、福岡の博多地区だったことをご存知でしょうか。スケトウダラの卵巣を調味液に漬け込んで作る明太子は、ごはんにのせるだけでなく、さまざまな食べ方があります。

ひと腹ぜいたくにのせた明太子パスタ、あふれんばかりに明太子が詰まっためんたいフランス、明太子ごはんにトロトロ玉子がのっためんたいオムレツなるものまで。福岡では、各店でさまざまな明太子グルメが提供されています。

おすすめの店「元祖博多めんたい重」

元祖博多めんたい重 1,680円(税抜)
明太子をシンプルに、贅沢に楽しむなら「元祖博多めんたい重」を訪れてみましょう。その名の通り、うな重ならぬ「めんたい重」が楽しめる明太子料理専門店です。

ほかほかごはんの上で存在感を放つのは、じっくり漬け込んだ昆布巻き明太子。特製ダレをかけて頬張れば、間違いなしのおいしさです。

タレの辛さを選べるほか、炙り明太子を追加できたり、温泉卵やたたきとろろをトッピングしたりと、自分好みで楽しむことができます。
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8. 脂ノリ抜群「ごまサバ」

福岡の定番居酒屋メニューといえば「ごまさば」。生のサバを醤油やゴマ、みりんなどの調味液を漬け込んだ料理です。

「サバを生で食べるなんて」と思う人もいることと思いますが、ご安心を。実は北部九州で獲れるサバには、ほかのエリアと異なりアニキサスが内蔵にしか生息しないため、新鮮なものをキチンと調理すれば刺身で食べることができるのです。ぜひ絶品の郷土料理をお楽しみください。

おすすめの店「ごまさば屋」

ごまさば 650円(税込)
多くはおつまみとして提供される「ごまサバ」ですが、メインで楽しめるのが「ごまさば屋」です。近隣の長浜市場から毎朝仕入れた脂ノリ抜群のサバを使ったごまサバは、食べ応え抜群。

ランチタイムには、カツオ出汁がサービスされ、ごまサバ茶漬けとして味わえます。リピーターも多い人気店です。
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9. 福岡の夜ははしご酒「屋台グルメ」

Photo by 戸田千文

福岡の夜を楽しむなら、欠かせないのが屋台です。屋台があるのは、中州、天神、長浜の3エリア。昼間は人が行きかう歩道ですが、日が傾き始めるころから1台、また1台と屋台が並ぶのが福岡の日常です。

屋台はそれぞれ個性があり、おでんやラーメンといった定番のほか、ふぐ鍋やジビエ、フォアグラ、さらにはシェーカーを振るバーテンダーがいる店も。いろんな屋台グルメを味わうには、はしご酒がおすすめです。

おすすめの店「レミさんち」

さまざまなグルメが楽しめる福岡の屋台ですが、なんと本場のフレンチを提供するお店まであるんです。それが「レミさんち」。フランス出身のレミさんが、迎えてくれます。

メニューには、エスカルゴやムール貝のワイン蒸し、ニョッキにコンフィと、屋台とは思えない本格ビストロメニューがそろい踏み。スパークリングワインで乾杯し、福岡の夜を満喫してくださいね。
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