4. カリッとジューシー!「鶏かわ」

全国的にも、焼き鳥の定番「鳥かわ」。でも福岡の鳥かわは、ひと味違うことをご存知でしょうか。

福岡で人気の鳥かわは、串にグルグルと巻かれて登場します。外はカリっと香ばしいのですが、噛めばジュワッと肉汁があふれ、お酒との相性は抜群!

1本だけでは終わらず、10本単位で頼む人も少なくありません。鳥かわ専門店もあるので、ぜひ福岡ならではの「鳥かわ」を楽しんでください。

おすすめの店「かわ屋」

とり皮 1本 110円(税抜)
焼き鳥店「かわ屋」の名物が「とり皮」です。焼き・タレ漬け・熟成をなんと6日間も繰り返して作られています。

パリっとした香ばしさのあとには、もっちりした食感、甘辛いタレとともにうま味たっぷりの脂がじゅわり。

カウンターの上には山盛りになったかわ焼きがあるものの、10本、20本とオーダーする人も多いので、あっという間になくなる人気ぶりです。
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5. ほっこり滋味深い味「水炊き」

骨付きの鶏や鶏ガラを水から炊きだした白濁スープで鍋を楽しむ「水炊き」。その歴史は古く、1643年に刊行された料理書「料理物語」に、福岡の水炊きのルーツとなる料理が掲載されています。

キャベツやネギ、春菊、きのこなどたくさんの野菜から染み出た滋味深いスープは、ついつい飲み干したくなるほどです。

おすすめの店「いろは」

地鶏水たきコース(水たきミンチ付き) 4,700円
1953年にすき焼き店として創業した「いろは」。現在はすき焼きとともに、水たきの名店としても知られています。

佐賀の赤とりを使った水炊きは、丁寧にあくを取りながら時間をかけて作ったスープが自慢。鍋をいただく前に、まずはスープを湯のみでいただきます。

水炊きは、萩みかんと福岡特有の甘い醤油で作ったオリジナルポン酢で。締めの雑炊までしっかりと堪能してください。
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6. カリッジュワ~で絶品「鉄なべ餃子」

ジュワジュワと音が鳴る熱々の鉄板で提供される「鉄鍋餃子」。パリッと香ばしい皮とジューシーな餡がたまらない逸品です。

鉄鍋餃子は小ぶりなひと口サイズで、女性でも1人前はペロリ。2、3人前まとめて注文する人もいます。

福岡では馴染みのある柚子胡椒が添えられている店も多く、ピリッとした爽やかな刺激とのコラボレーションも抜群です。ぜひ、キンと冷えたビールと一緒に楽しみましょう。

おすすめの店「博多祇園鉄なべ」

鉄鍋餃子の名店といえば「博多祇園鉄なべ」。丸い鉄鍋にみっちりと隙間なく並べて焼かれた餃子は、もはや芸術的ともいえます。

具も皮ももちろん手作り。外はカリッ、中からジュワ~の間違いない組み合わせで、口の中いっぱいに肉と野菜のうま味がひろがります。柚子胡椒は、福岡県産柚子を使った自家製です。
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