トマト缶のカロリーと糖質量

トマト缶1個(400g)のカロリーと糖質量

重量カロリー糖質量
トマト缶1個/400g84kcal12.4g
(※1,8)

ほかの食品と比べると

カロリー糖質量
トマト缶21kcal3.1g
トマトジュース15kcal3.3g
トマトケチャップ106kcal25.9g
トマトピューレ44kcal8.1g
(※1)
ほかの食品100gあたりのカロリーや糖質量を比較してみましょう。トマト缶のカロリーは、トマトジュースより高くなりますが、ケチャップやピューレに比べるととても低いことがわかります。

また、糖質量に関しては、トマトジュースとはほとんど変わらないですが、ケチャップとピューレよりも低い値です。

トマト缶の栄養は妊婦や子どもが摂っても良い?

トマト缶の栄養を妊婦や子どもが摂り入れることは、栄養的観点からは特に問題はありません。ただしトマト缶をはじめとする缶詰類には少し注意が必要です。缶詰容器の腐食防止のためにフィルムが使われており、その素材からビスフェノールAという成分が溶け出す可能性があります。ビスフェノールAは健康に害を及ぼすとされています。

しかし、普通の食生活をしている限りでは、ビスフェノールAの影響は少ないと考えられます。缶詰を多用した食生活にならないよう注意し、いろんな食材をバランスよく摂るようにしましょう。(※10)

トマト缶の栄養は加熱すると変化する?

トマト缶は製造工程で加熱されているため、加熱しても栄養の変化はほとんどありません。

また、トマト缶に含まれるビタミンEやリコピンは熱に強い性質を持っているので、加熱調理による損失は少ないですよ。リコピンに関しては、加熱調理をすることで吸収率がアップします。

トマト缶は、生のトマトを使うよりもリコピンが吸収されやすくなっているので、ぜひ活用してみましょう。(※5,6,7)

トマト缶の栄養を活かす食べ方

トマト缶に含まれるリコピンとβ-カロテンは、加熱することで吸収されやすくなります。そのため、煮込み料理やスープ、シチューなどの料理がおすすめですよ。

また、リコピンは油に溶けやすい性質を持つので、トマト缶と油を一緒に調理すると効率よく栄養が摂れますよ。(※4,7)
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