ライター : macaroni 編集部

編集部員に聞きました!「あなたの家の年越しそばはどんなそば?」

macaroni編集部員の食に関するあれやこれやを紹介している連載「編集部員のリアルな食生活」。今回は、「我が家の年越しそば」をテーマにお届けしたいと思います。

地域ごと、さまざまなバリエーションがあるといわれる年越しそば。核家族化が進んだ現代では、家ごとに違った形があるといっても過言ではありません。そのなかには、飛び抜けて贅沢なおそばを食べている家庭や、人にはちょっと理解されない一風変わったおそばをすすっている人も……?

さて、食への興味が強いmacaroni編集部の面々は、いったいどんな年越しそばを食べているのでしょうか。

1. LA在住の家族にふるまう「天ぷらと納豆のザ・日本そば」

macaroni 編集部 編集長 / おーしゃん @freeride_cooking
ゆる〜い人柄でmacaroniメンバーをまとめながら、カメラマンやモデルとしても駆り出される多忙な編集長。実は料理の腕前がプロ級…… インスタグラマーとしても活動中!

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姉の家族がLA在住で、親も一年の半分以上LAにいるので、大晦日は毎年ロサンゼルスで過ごしています。そこで純和風な年越しそばを家族や現地の友人に振る舞うのが、我が家の、というかぼくの恒例行事。

現地で日本の年越しそばの食材をそろえるのは大変ですが、一部(乾麺、そばつゆ、天ぷら粉など)は持参して、日系のスーパーやコリアンタウンのスーパーをまわってどうにかしています。

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毎年LAに持参しているという、長野県の老舗メーカー「おびなた」の乾麺とそばつゆ。「特にそばつゆは絶品です」(おーしゃん)
アメリカは「出汁」の概念が薄く、日本のように出汁の香りが効いた料理を出すお店は限られている。ですから、そばつゆはそこが強めのものを用意して、コシと香りのあるそば、サクサクのかき揚げと天ぷらとともに、ザ・日本を感じてもらっています。

このそばを食べると「やっぱり日本のものっておいしいよね~」という話になるんですよ。ぼくも現地の食事(ハンバーガーやらピザやらタコスやら)に飽きた頃にこのそばを食べると、「やっぱ和食は最高だ」と、日本人に生まれたことを感謝したくなります。

とはいえ、今年はコロナの影響で向こうには行けなくなってしまいました。今度がいつになるかわからない世の中になってしまいましたが……、次回は揚げ用の油まで日本から持ち込もうと計画しています。

2. シンプルだけど旨味ぎっしり「鴨南蛮そば」

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macaroni 編集部 / 編集ディレクター はっとり
令和とともにmacaroniにあらわれた管理栄養士。ヘルス&ビューティー記事の強化に取り組む。プライベートでは、個性派パートナーと自由気ままな生活を送っている。

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我が家の年越しそばは、鴨南蛮そば。理由は単純で、私の好物だからです。

おうちで鴨肉を食べる機会は少ないので、行事食らしく、ちょっと特別な感じ。好きなそばを食べて新しい一年を迎えるのってワクワクしますね!

私は超ズボラなので、そばつゆはめんつゆとみりん、水を合わせて簡単に(旦那、ごめん!)。それでも、できあがる頃には鴨の旨味がしっかり溶け込んで、リッチな味わいになるんですよ。

このそばを旦那と一緒に食べながら、待ち遠しい新年に期待をふくらませています♪

3. 大好きな海老をドーンとのせて!「海老天そば」

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macaroni 編集部 ディレクター / といちゃん
丁寧な暮らしに憧れているが、実際のところはほど遠く、自分を甘やかした自由気ままな生活を送っている編集ディレクター。週末は、おしゃれなバーから赤提灯まで飲み歩く酒豪系女子。

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私は海老が大好きなので、年越しそばには海老天が欠かせません。もちろん自分では揚げず、自宅から徒歩3分のところにある丸亀製麺で購入。包丁は使いたくないので、シンプルに三つ葉をのせて完成です。

味付けにこだわりはありませんが、仕上げにごま油を数滴かけるのが我が家流。

学生の頃は「年越しにそばなんて食べたくない!」と思っていましたが……、近頃は「温かいそばを食べながら一年を振り返るっていいな〜」と思うようになりました(笑)。

4. 甘辛味のお揚げをのせて、大阪風「たぬきそば」

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macaroni 編集部 / マーケティングチーム 竹岡
自分だけのおいしい料理トップ3を探して国内外を放浪するマーケター。リプトンのミルクティを与えておけば機嫌がいい。

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ぼくの実家(大阪)ではずっとこれ。昆布とかつお節でちゃんと出汁をひいて、丁寧に作っています。とか言いつつ、お揚げさんはいつもお店で買ってきたやつなんですけど(笑)。そばつゆの味が毎年ちょっとぶれるので……、安定感のある市販のお揚げさんで、その辺りをカバーしています。

ご家庭によって年越しそばのタイミングって違うと思うんですが、我が家では「ゆく年くる年」(NHK)を観ながら食べるのが毎年の通例です。各地の寺社の様子を眺めながら、「あー、今年も年が明けるなあ」なんて考えつつ、静かにそばをすすっています。

5. 名店のそばを好みの固さにゆで上げて…「海老天そば」

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macaroni 編集部 チーフ企画プロデューサー・広報 / いじゅりよ
企業タイアップや広報を担当。やんちゃ盛りの男の子を育てながらも日中は取材に飛びまわるアクティブママ。

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年末はいつも実家で過ごすのですが、両親は大晦日まで喫茶店を営業しているので、とにかく楽に作ることが重要。夕食を済ませてしばらくはまったりと過ごし、年を越す30分前から母が準備をはじめます。

お出汁を効かせたつゆを作り、「永坂更科」の香り豊かな生そばをゆでる。そばは少し固めが好きなので、早めに上げるのが重要です。そのそばにサクサクの大きな海老天をのせて、できあがり。

食べるときは、家族そろってこたつに足をつっこんで。香り豊かな名店のそばを実家で楽しめるのは幸せです。新年を迎える前に食べ終わるのが、我が家の年越しそばのルール。

実は、実家の愛犬(1月1日生まれ)もそばが大好きなんですよ。「長生きしてね」と伝えながら、そんな愛犬にもおすそわけして……。人も犬もなく家族みんなで新年を迎えられる喜びを、おそばとともに味わっています。
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