エンドウ豆の収穫時期と収穫方法は?

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龍さん「エンドウ豆は、3月の後半から梅雨前までの長い期間収穫することができます。収穫が始まるとどんどん実をつけていくので、ぷっくりしてきたらもぎ取って収穫します。また、育ちすぎると筋ばって食感が悪くなるので早めに採ってあげてもいいですよ」

編集部「ひとつの苗でどれくらい収穫できるのですか?」

龍さん「ツルをしっかり伸ばして上手く育てられれば、40〜50個くらいは採れますよ。コツは、グリーンカーテンのような感覚でしっかり支柱を組んで、ツルが伸びきったら先端をハサミで切り取る(摘心)か、ツルを引っ張ってずり下げてあげてもいいですね。摘心した場合は脇芽が出てまた成長してきますし、ずり下げた場合はさらにツルを伸ばすことができます」

編集部「ツルを引っ張っていいんですね!そうなると、かなり長期間での収穫が可能なようですが、収穫終わりのサインってあるのでしょうか?」

龍さん「収穫終わり時期の目安は、花がつかなくなったらですね。名残惜しいかもしれませんが、その時期にはもっとおすすめの苗があるので、ほかの植物を楽しむことにしましょう!」

エンドウ豆をおいしく食べるには?

編集部「収穫後は保存できますか?」

龍さん
「冷蔵庫で3〜4日ほどの保存が可能です。ですがマメ系は、収穫すると糖度が急激に落ち始めるので、採れたての風味をぜひ楽しんでほしいですね。食感や風味が損なわれるので、冷凍保存はあまりおすすめしません」

編集部「龍さんおすすめのレシピを教えてください!」

龍さん「前述のとおり、エンドウ豆は収穫後の糖度が落ちるスピードが早いです。つまり、スーパーに売られているものはほとんど糖度が落ちた状態。採れたての甘みを実感してもらうためにも、ぜひ一度シンプルな塩ゆでを食べてみてほしいです。きっと驚かれると思いますよ!また、火を入れると色が鮮やかになるので、炒め物にも相性バッチリです」

12月は冬眠中の植物の細かな成長を楽しもう!

<エンドウ豆の育て方まとめ>
1. 新鮮な土を用意し、横長のプランターに植える
2. 日当たり、風通しの良い場所に置く
3. 水やりは土の表面が乾いてから
4. 病害虫の心配はほとんどないが、ハモグリバエには要注意


寒さに強いエンドウ豆は、冬のベランダ菜園でも楽しめることがわかりました。寒い時期は外に少し出るだけでも躊躇しがちですが、ベランダ菜園を通して四季の移り変わりを感じることができたり、植物の細やかな成長を楽しむことができたりと、いつもとちょっと違う冬を過ごせそうです。

今まで味わったことのない糖度の高いエンドウ豆を楽しみにワクワクした気持ちで冬を越すのも良いですね。次回は12月におすすめのハーブ「リーフミックス」をご紹介します。
取材・文/鎌上織愛
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