目次
小見出しも全て表示
閉じる
日が経つことで、どのように味が変化するのでしょうか?
明月堂:一番変わるのは、食感です。焼きたては、皮が硬く、中はトロトロなのですが、4日ほどの熟成で、中の水分が外皮に移り、しっとりしたまんじゅうへと変化します。私たち自身の見解ですが、4日間の熟成で、甘さやおいしさがなじんでくるように思います。
何日目がベストな食べごろかというご質問をいただきますが、これは人それぞれです。賞味期限内であれば、いつでもベストだと思っています。焼きたてがいいという人もいますし、少し置いたほうがよいという方もおられますね。
何日目がベストな食べごろかというご質問をいただきますが、これは人それぞれです。賞味期限内であれば、いつでもベストだと思っています。焼きたてがいいという人もいますし、少し置いたほうがよいという方もおられますね。
「最高の材料」について教えてください。
明月堂:材料は、バター、生クリーム、手亡豆(てぼうまめ)、卵、砂糖などを使用しています。バターについては特に気を使い、乳脂肪分の高い、特注のバターを使用しております。
ほかのフレッシュバターと比べると、水分が少ないのに口に含むとさらりと溶けるんです。仮に、現在使用しているバターをほかのものへ変えると、今の味を再現することはできません。そして、その変化にお客様は気づかれると思いますね。
手亡豆に関しては、色・つや・形・粒の大きさがそろったものを選りすぐっています。形や粒がそろっていると、味にむらがなくふっくらとした煮豆ができ、上質な餡が生まれるのです。
ほかのフレッシュバターと比べると、水分が少ないのに口に含むとさらりと溶けるんです。仮に、現在使用しているバターをほかのものへ変えると、今の味を再現することはできません。そして、その変化にお客様は気づかれると思いますね。
手亡豆に関しては、色・つや・形・粒の大きさがそろったものを選りすぐっています。形や粒がそろっていると、味にむらがなくふっくらとした煮豆ができ、上質な餡が生まれるのです。
3つの課題を掲げ、試行錯誤の末に生まれた「博多通りもん」。その味わいは、まんじゅう作りへの強い思いや絶妙な熟成加減、また良質な素材からくるものだったのですね。一日に20~30万個が製造される、人気のお土産となっているのも頷けます!
博多通りもんだけじゃない! 抹茶や小豆のまんじゅうも
明月堂では、博多通りもんのほかにも、数種類のまんじゅうが販売されています。ここでは2種類をご紹介しましょう。
福岡特産、八女茶の玉露を使用「博多玉露まんじゅう」
福岡県の特産として有名な八女茶の玉露を使用した、香りの良いお茶味のまんじゅうです。ほのかな苦味と餡の甘味が絶妙にマッチしています。お茶の餡は濃厚ですが、くどくないのでペロッと食べられますよ。
やさしい粒あんの甘味「博多じまん」
博多じまんには、小豆に白いんげん豆を加えて練り上げられた粒餡が入っています。粒がしっかり残っているので、小豆の旨味も十分。甘すぎず、やさしい味わいになっているのが特徴的ですね。
販売店や通販などの商品情報
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
おでかけの人気ランキング