サイバル キャーマ+マトンカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,400円、400円(税込) ※サイバル キャーマ+マトンカレーの順
バナナリーフに盛られた“手食の方限定”のベジセット「サイバルキャーマ」、そこへマトンカレーを単品追加し、ノンベジにしてしまう禁断かつ最高の組み合わせです。

メリとハリと香りと辛さ。バナナリーフの上に踊る食のパラダイス。これこそ、日本最高クラスのスリランカ料理!無心で混ぜて、無心でモリモリ食べてしまいます。

マトンカレーのインパクトも、もちろん極上。ビシッ!ズバッ!という表現が良く似合います。これは絶対追加すべきですよ。
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4.【中華カレー】中華なスパイスカレー「八戒」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

もともとカレー界では、「麻婆豆腐はカレーか否か」という論争があります。作り方や構成から見ればカレーと言えるが、日本人がどう食べても“カレーではなく中華料理である”と。そんな論争に終止符を打つべく、大阪では「麻婆カレー」という食べ物が誕生しています。

大阪麻婆カレーの元祖と言われるのが、「北新地 林家」(現「My name is りんりん」)。さらにそこから妄想が炸裂し、中華料理とスパイスカレーの良いところをごった煮にしてしまったのが、こちらの「八戒」です。

見た目は町の中華料理屋さん。けれど、そのスパイス使いの自由さは圧巻です!

合がけカリィ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,200円(税込)
お店の看板メニュー「四川麻婆豆腐カリィとマンスリーカリィの合がけ」……なのですが、とにかくサイズが大きい!写真では伝わりづらいですが、カレーハシゴするなら、最初に訪れないと食べきれないレべル。すさまじい存在感です。

まずは必殺の四川麻婆豆腐カリィから。 花椒の痺れ(麻)がビビッと効いて、これは秀逸な麻婆豆腐! というところから、フワッと広がるホールスパイスの香り。 まさにカレーであり、麻婆豆腐です。

一方、この日のマンスリーメニューは「角切りポークとたっぷり野菜カリィ」。 ジューシーな豚肉に際立つトロみと酸味が刺激的。こちらもまた、中華でありながらカレーである絶妙な落し所であります。

さらに驚くべきことに、ご飯の上に鎮座するたっぷりの肉。これ、羊肉じゃないですか!生ラムにタレをつけ焼いた贅沢な品。しかも付け合わせというより、メインのおかずになるボリューム。味にも量にも、終始圧倒されっぱなしです。

ちなみにこの日のお米は丹波篠山産こしひかり。いちいち完璧なのです。
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5.【出汁カレー】新たなる発明「お出汁とスパイス 元祖エレクトロニカレー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

鰹に昆布に鯛……出汁文化が発達した大阪では、和出汁をうまく用いたカレー店が多数存在します。「堕天使かっき~」「はらいそSparkle(スパークル)」など、個性派ぞろいの出汁カレー店のなかでも異色なのがこちら。

なんと、ラーメン好きの店主が作る、ラーメンスープの仕込みや味構成を応用した、唯一無二のカレーなのです。スパイスの奥からにじみ出る出汁感が印象的で、パンチがあるのにほっとする不思議な味わいは、一食の価値ありです。
(2020年9月現在は2号店「お出汁とスパイス 魁エレクトロニカレー」のみの営業)

2種あいがけ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,100円(税込)
出汁とスパイスによるめくるめく合いがけ。この日のひと皿は美しいビジュアル……たまりません。

・鶏お出汁のチキンカレー(右側)
ゴロっと立派な鶏もも肉には炙りがほどこされています。スパイスでしっかりと下味が付いており、単体でも濃厚なおいしさ。ベースのカレーには鶏ガラ・昆布に加え、鶏節を使用し、鶏の旨みが凝縮しています。
・和出汁のポークキーマ(左側)
鯖、鯛、あご、キビナゴなど日替わりの乾物から出汁をとったキーマカレー。この日は煮干出汁でした。さらに醤油やみりんも加えられ、完全和風……と思いきや、しっかりスパイスが香り立つ秀逸キーマです!
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6.【カツカレー】ネオ・カツカレー「渡邊咖喱(ワタナベカリー)」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

みんな大好きカツカレーも、大阪では再構築の動きが!

「渡邊咖喱(ワタナベカリー)」の渡邊さんは元々、東京・恵比寿にて「barまはから」というお店で南インドラッサム鍋といった独創的なチャレンジをされていた方。

その後、東京下北沢「般°若(パンニャ)」を経て、大阪に「渡邊咖喱」をオープン。元バーテンダーのお店だけに、スパイス飲み屋としてのポテンシャルも抜群ですが、何よりもここのカツカレーがすごい。東京と大阪、西洋と東洋のエッセンスがミックスされた素晴らしいカツカレーなのです

また、独自に開発したレトルトカレーのクオリティも圧倒的。チェックしてみてくださいね。
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