ライター : 松 宏彰(カレー細胞)

カレーキュレーター

あらゆるカレーと変な生き物の追求。 生まれついてのスパイスレーダーで日本全国・そして海外あわせ4000軒以上のカレー屋を渡り歩く。 カレーイベント主催、雑誌のカレー特集執筆、TV出…もっとみる

実は高レベル!チェーン店のこだわりカレー

最近は遠出もなかなかしにくい。家にいる時間が増えたり、極力近くの街で用を済ましたりする人も多いことでしょう。

そんなときにありがたいのが、チェーン店の存在。しかも最近は、カレーに力を入れているお店だけでなく、新たにカレーを扱い始めたお店も増えているんです。

近隣店での飲食に、テイクアウトに、宅配に……チェーン店のカレーを食べ比べてみるのも、楽しいのではないでしょうか。今回は、個人的に注目してほしいチェーン店のカレーを9つご紹介。あなたの街にも、きっとあるはず。
前回の記事はこちら▼

1. グレードアップしたカレーに注目!「すき家」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

カレーマニアにとって、牛丼チェーンのカレーといえば「松屋」一強でした。ところが2020年夏、「すき家」がカレーの刷新をした途端に状況が変わります。

新たなカレーは、牛肉との相性を主眼に置いたコク重視の欧風カレー。ウリだった固形具材はなくなり辛さはマイルドに……と書くと「それって良いことなの?」と思うかもしれません。

実際、プレーンでいただくと少し物足りない感があるのですが、トッピングとの相性で見違えるほどおいしくなるのです!「牛丼チェーンなら松屋」と長年決めていた私でさえ、最近は「すき家」利用率が上がりました。

横濱オム牛カレー 並盛

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

790円(税込)
今私のイチ押しが、このカレー。牛肉と欧風カレー、そしてチーズとほうれん草を包んだふわとろ卵の三位一体感が実に素晴らしいのです。このバランスのために、あえてベースのカレーを具なしにしたのでは?と思えるほど。一度試してみるべき逸品です。

そして注目すべきは、テイクアウト容器。カレーとライスが別容器の段積みだと、食べるときカレーがこぼれる確率が高く、場所も取ってしまうのですが、こちらは極論膝の上にのせても食べやすいワンプレート

それでいて、持ち帰り時にライスとカレーが浸食しないよう、良い具合にセパレートされているんです。しかもスプーンですくいやすい絶妙のフォルム。考え抜かれています。

2. 牛丼カレーの王者も負けてない!「マイカリー食堂」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

ライバル「すき家」の台頭に、牛丼カレー界の王者「松屋」も黙ってはいません。カレー特化型業態「マイカリー食堂」を続々と店舗拡大しているんです。

「松屋」やトンカツ専門業態「松のや」などとのあいのり店舗を増やし、本気のカレー展開を強めています。(上の写真は千川店。「マイカリー食堂」と「松屋」のあいのり店です)

ベースのカレーをプレーン、欧風、トマトクリームから選べ、辛さやトッピングも自由。「松のや」を運営している強みもあり、カツカレーのカツも絶品です。

さらに最近は、スープカレーやカレーパンの販売も開始。夜中までのテイクアウトやデリバリーにも強く、カレーに対する欲求をオールマイティーに満たしてくれます。

チーズ&ほうれん草ロースカレー 3辛

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

792円(税込)
さまざまなカスタマイズが可能な「マイカリー食堂」で、私のオススメはこちら。

プレーンのシャバシャバなカレーを、特辛にあたる「3辛」にチューニングし、チーズとほうれん草でまろやかさや食感に変化をつけます。

衣サクサクの分厚いロースカツは、他チェーンの追随を許さないクオリティ。辛くしたカレーを、ごはんやカツとともにバランス良く食べ進めましょう。

3. 本気のカレーに大注目「スープストックトーキョー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

「スープストックトーキョー」で、ここ数年名物となっている夏のフェア「Curry Stock Tokyo」。期間中、週替わりで2種類ずつ全19種類のカレーが登場します。ちなみに入れ替えタイミングの金曜だけは、カレー4種から選べるのでお得!

2021年、四ツ谷にカレー専門店「イエロー」をオープンするなど、ますますカレーに本腰を入れてきた「スープストックトーキョー」。

2021年夏のカレーは、南インド料理やスリランカ料理を中心にした本気のラインアップ!マニアの舌を唸らせています。
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