豚トロのビンダルーカレー、トムカーガイ

Photo by macaroni

1,300円(税込) スープセット
この日は「豚トロのビンダルーカレー」を、エスニックな「トムカーガイ」スープとともにオーダー。

ビンダルーカレーは酸味控えめで、マイルドなコクが広がります。枝豆とオクラ、ヤシの酢漬けの色合いが鮮やか。刻まれたシソを合わせれば暑い日にぴったりな爽やかなテイストになりますよ。

トムカーガイはココナッツベースのエスニックなスープ。鶏肉とヤングコーンがごろっと入っていて、食べ応えも抜群です。メニューは週替わりのため、その日の出会いを楽しみましょう。

4. 一度は食べるべき絶品フルーツカレー「千疋屋フルーツパーラー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

本店を日本橋に構え、贈答用の高級フルーツやスイーツで圧倒的な支持を集める「千疋屋(せんびきや)」ですが、実は洋食メニューも充実しているんです。

特に人気なのは、フルーツパーラーならではの「マンゴーカレー」シリーズ。爽やかで暑い夏にピッタリなカレーです。

店頭ではレトルトも販売しているので、ちょっとした贈り物にも最適ですよ(フルーツよりはリーズナブルですしね……)。

マンゴーカレーライス

1,760円(税込)
マンゴーが用いられたフルーティーな欧風カレーには、刻みポークがごろっと。しっかりとしたコクがありながら、食べ口爽やかな面白いカレーです。

薬味としてのマンゴーソース、食後にも杏仁豆腐のマンゴーソースがけがついてくるなど、カレーを食べているのにフルーツパーラーを満喫できるあたりも、なかなかニクいですね。

5. ファミレスカレー界、不動の王者「ロイヤルホスト」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

ファミレス業界でカレーにこだわり、カレーに情熱を燃やすチェーンといえば、やはり「ロイヤルホスト」。1983年から2019年まで毎年「夏のカレーフェア」を開催し、どんなカレーを繰り出してくるのか楽しみでありました。

2020年からは、フェアで出していたカレーがグランドメニューとしてレギュラー化。店頭では多彩な冷凍カレーも販売するようになり、「街の便利なカレー屋さん」としての様相がますます強くなってきたのです。

カシミールビーフカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,408円(税込)
1983年の第1回カレーフェアから続く夏の伝統、定番カレーがグランドメニュー化。インド・カシミール地方のカレーではなく、老舗カレー店「デリー」のオリジナル激辛カレー「カシミールカレー」にインスパイアされたメニューです。

カレーフェアの頃は、激辛スパイシーに振り切っていましたが、レギュラー化した今は辛さ控えめ。黒くサラッとしたなかに、しっかりとした旨味とほのかな甘味が感じられ、これはこれでとてもおいしく仕上がっています。

具材のリッチさも特筆もの。しっかり旨味が感じられるやわらかな牛肉、それぞれの食感が生かされたなす、じゃがいも、ピーマン、玉ねぎ。そこらのカレー専門店よりも、ずっとハイレベルなカレーなのです。

6. 蕎麦屋ならではのおいしさ「富士そば」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

首都圏を中心に展開する蕎麦チェーン「富士そば」。かつてハラールに挑戦し「激辛パキスタンそば」を出したり、東南アジアの「肉骨茶」を出したりと、大胆なアクションが注目されています。

レギュラーメニューのカレーは、蕎麦屋らしく出汁がしっかり効いたタイプ。これ、時折食べたくなるんですよね。
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