ライター : macaroni 編集部レポート

幡ヶ谷に「KON(コン) かき氷とこんにゃく寿司」が開店

Photo by rina_kitchen

東京・幡ヶ谷から徒歩5分ほどのところにある「KON(コン) かき氷とこんにゃく寿司」。4名のスペシャリストが監修した、究極のマリアージュを楽しめる古民家カフェが、2020年8月23日(日)にオープンしました。

商店街を抜けると、築60年の歳月を経た風情ある一軒家が出現します。都会の喧騒から切り離され、ゆったりとした時間が流れる場所でいただけるのは、大人のかき氷とこんにゃく寿司。

「こんにゃく寿司って?」「大人のかき氷ってどんな味なんだろう?」と期待を膨らませお店へ。実際に味わってきましたよ♪

商店街を抜けると…!風情ある古民家が出現

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幡ヶ谷駅から5分ほど歩くとある古民家カフェ。風情ある佇まいで、おしゃれな木枠のガラス戸が目印。ゆったりとした時間が流れる場所ですよ♪

センス溢れる店内

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店内に入るとまず出迎えてくれるのはフレッシュな緑。夕方には、夕日を浴びて壁に影を映し、木漏れ日のようになるんですよ。

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窓際のカウンター席は光が差し込み、とても落ち着く空間。ひとりでもまわりを気にせず過ごせます。ぼーっと外を眺めながらおいしいお寿司とかき氷、お茶を楽しむ……日常を忘れて、ゆったりとした幸せな時間が味わえます。

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カウンター席たけではなく、テーブル席も用意されています。大きな木のテーブルと椅子、ライトや壁にかかった絵、すべてのバランスが完璧。まるで絵本の世界に迷い混んだかのようです。家具ひとつひとつのセレクトにセンスが光りますね!

ビンテージ小物がずらり

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店内に飾られた小物にもセンスが光ります。ビンテージものが多いようで、「これは何に使っていたものなのだろう?」とひとつひとつをじっくりと見てしまいました。

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棚の端に何気なく飾られたオブジェと花瓶。細部にまで気を配られていることがわかります!

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なんとこのランプはもともと古民家にあったものなのだとか!きれいに蘇らせそのまま使っているそうです。物を大切にする気持ちを感じました。

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店内コーディネートは、刺繍作家であるMôko Kobayashi(モコ コバヤシ)さんによって手がけられたもの。店内に飾られた彼女の刺繍や、刺繍集を見ることができますよ♪

熊本名物「こんにゃく寿司」を初体験

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組み合わせ1人前 万の日本茶付き 1,760円(税抜き)
こんにゃく寿司は、海の魚がなかなか手に入らない高知の山間部で、身近にあるものを使って「寿司=ご馳走」を生み出したことが発祥。高知のこんにゃく寿司を知った人が熊本(阿蘇・小国)で作り始め、いまは小国の郷土料理として日常的に楽しまれています。

熊本阿蘇を代表するカフェ、TienTien 山田眞由美氏が監修した、いなり寿司の油揚げのかわりに熊本産醤油やきび砂糖で炊いたこんにゃくで包んだお寿司です。KONオリジナルで大葉と山葵が効いていますよ♪

そして一緒に盛り付けられているのは南関いなり寿司。南関あげは、江戸時代初期から伝わる熊本南関町の伝統食品です。調理する前はパリっとしているのですが、出汁や煮汁を含むとふっくらとジューシーなあげになるのです!

フォトジェニックな見た目。味わいは…?

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釘付けになる佇まい、見た目からしてかわいい!運ばれてきた瞬間歓声を上げてしまいました。

見た目はさることながら、ひとくち食べてこんにゃくの歯ごたえに驚愕。プリプリに仕上がっていました。こんにゃくは味を煮含めるのが大変なイメージですが、これは中までしっかり味が浸透してる……!長い時間をかけて煮含めたことがうかがえます。

さらに、こんにゃくの厚さ、ご飯、わさびの量、すべてのバランスがちょうどいい。わさびが多くても、こんにゃくが厚すぎても薄すぎてもダメで、絶妙なバランスの上に成り立っている味だと思いました。

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こんにゃく臭さ、独特な匂いはまったくなく、下処理と仕事の丁寧さが感じられます。中に隠されている大葉、わさびがよく効いていて山椒との相性もバッチリ。食べ飽きることなく、あっという間に食べ切ってしまいましたよ♪

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お次は南関いなり、ひとくちで食べられるサイズ感。じゅわっと染みたお揚げは、くどくなくて軽い食べ心地です。

添えられたうずらは、白いけれど実はしっかり味つき。九州の透明醤油に漬け込まれていますよ♪
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