ラーメン

シンプルな見た目のラーメンは、福岡の豚骨スープでいえば、あっさりめ。とはいえ、旨味が凝縮されていて豚骨スープ好きも十分満足できるおいしさです。リーズナブルなのもうれしい!

また、安全食堂に通う多くのファンは、ラーメンとともに「焼きめし」を頼むのが定番です。ボリュームがあるので、焼きめしはシェアするのがおすすめです。
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4. 朝ラーメンもおすすめ「元祖長浜屋」

実は、福岡のラーメンは地域によって少しずつ味わいが異なります。いわゆる博多ラーメンに比べて、こってりと濃厚なのが「長浜ラーメン」。魚市場がある長浜エリアで生まれ、市場で働く人たちのおなかを満たしてきたラーメンです。

「元祖長浜屋」は、今の長浜ラーメンを築き上げてきたお店のひとつ。早朝から営業しているので、朝からラーメンを楽しむことができます。

ラーメン

長浜ラーメンが極細麺なのは、短い時間でゆで上げて、市場の関係者が競りの間にさっと食べられるようにしたため。注文時に、麺の硬さや油・ネギの量を伝えて自分好みの一杯を楽しめます。

しっかりコクがあるラーメンは、ほどよい塩味で飲み干してしまう人も。チャーシューの代わりに、細かくカットした味付け肉がのっているのもポイントです。
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5. 名物発祥の屋台「小金ちゃん」

「締めの一杯を屋台で」というのは、福岡旅行の醍醐味。もちろん豚骨ラーメンでと言いたいところですが、趣向を変えて福岡屋台発祥の「焼きラーメン」はいかがでしょう。

舞鶴一丁目に出店する「小金(こきん)ちゃん」は、歴史ある屋台。焼きラーメンのほか、福岡・博多名物がそろいます。オープン前から行列ができる味を、ぜひ確かめてください。

焼きラーメン

小金ちゃんは、焼きラーメン発祥のお店です。焼きラーメンは、豚骨スープと特製ソースを絡め、人気メニューである「どて焼き」のスープをかけて、鉄板で炒めたもの。とろっとやわらかで、ラーメンとも焼きそばとも異なる食感が楽しめます。

豚骨スープとソースの相性も抜群で、なんだかクセになる味。締めの一杯ならぬ、ひと皿……といいながら、ついついお酒が進んでしまう屋台名物です。
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6. イタリアン×豚骨の新感覚!「海鳴」

ここからは、福岡のラーメン店でもちょっと個性的なお店をご紹介します。

まずは「海鳴(うなり)」。2009年に一号店となる清川店をオープン以来、魚介豚骨をはじめとした新ジャンルの豚骨ラーメンで話題を呼んでいます。

ご紹介する中洲店のほか、福岡空港店や博多駅近くの「海鳴食堂」などで、店舗限定メニューも楽しめるので、ラーメン好きは全制覇を目指してみてはいかがでしょうか。
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