ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ウワサの蜜いもグラッセを入手♪

Photo by muccinpurin

皆さん、お芋は好きですか?筆者はからだの30%ほどがお芋でできていると言っても過言ではない、生粋の芋好きです。

そんな筆者がいまもっとも推したい芋スイーツが「蜜いもグラッセ」。種子島産の安納芋を甘く煮て、砂糖がけしたという魅惑の逸品。聞いただけでおいしそうでしょう?

SNSには蜜いもグラッセにハマった人の声が

SNSを覗いてみると「おいしすぎてもうストックしてる」「甘いお芋に砂糖がけなんて罪すぎる……」と、すでに蜜いもグラッセ中毒になった人の声が続々。やみつき感が強いのがよくわかります。

食べだしたら止まらない!蜜いもグラッセ

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「蜜いもグラッセ」500円(税別)
蜜いもグラッセは、通常のさつま芋と比べて糖度が高く、「蜜芋」とまで呼ばれる種子島産の安納芋を使用した芋菓子です。

鳴門金時で13度程度、甘みが強いといわれる紅あずまでも30度程度といわれる糖度ですが、安納芋は生の状態で16度、加熱するとジャンプアップして40度にまで糖度が高くなります。比べてみるとその甘さが圧倒的なのがわかりますね。

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そんな糖度の高い希少な安納芋を使った蜜いもグラッセは、「マルキン食品」が製造しています。価格もひと袋500円と比較的高価で、国産の安納芋を使用していることから、こだわりの品がそろうスーパーでの取り扱いが多いようです。

今回筆者が購入したのは成城石井ですが、ほかのスーパーでも見かけたことがあるという声も聞きました。後半では購入方法も説明していますのでチェックしてみてくださいね。

想像以上に甘い…!

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1.5cm角でつまみやすいサイズの蜜いもグラッセをひとつほおばると……あ、甘い!想像していたよりもずっと甘くて美味です~♪

ひとつカットして断面を見てみると、安納芋の特徴でもある鮮やかなオレンジ色。外側は砂糖でコーティングされて薄い膜が張っていますが、中はねっとりとホクホク。噛むほどに安納芋の甘みが口いっぱいに広がり素朴なおいしさです。

ねっとりとした食感はどことなく干し芋と似ていますが、表面が砂糖でコーティングされているのでシャリシャリ。ふたつの食感が一度に味わえてとても贅沢な気分ですよ。

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砂糖でコーティングしてあるとはいえごく薄い膜なので、安納芋の味がしっかりと感じられますよ。余計なものを使わず、砂糖と安納芋で作られている蜜いもグラッセは、子どものおやつにも最適。噛み応えはありますがひと口サイズなので、パクパクと手づかみでも食べやすそうです。

やさしい甘さでくどさがなく、お茶うけはもちろん、コーヒーとの相性もよさそう。クッキーやチョコレートを食べるよりも、罪悪感がないのもうれしいですね。

アレンジで最強おやつに変身!

そのままでも充分おいしい蜜いもグラッセですが、ちょっとひと手間加えることでオシャレでおいしい芋スイーツに変身。芋好きの筆者がおすすめするアレンジを2品ご紹介します。

バニラアイスにオン!

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夏といえばアイス!ということで、バニラアイスに蜜いもグラッセをオン!ゴロゴロとしたさつま芋がのったアイスはインパクトがありますが、間違いなくおいしいのが予想できるでしょう?

蜜いものシャリシャリ感と甘いバニラアイスが合わさり、最高のおやつが完成。アイスと蜜いもグラッセを一度に食べるのはちょっぴり欲張りな気もしますが、一気にデザート感が増すご褒美的なアレンジです。

見た目のインパクトを狙うならそのままゴロゴロとトッピングするのがおすすめですが、食べやすさを重視するなら、4等分くらいの角切りにして混ぜ込んでみてください。アイスにお芋がなじんでぐっと食べやすくなりますよ。

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アイスはミルクやバニラなど、シンプルな味わいのものを使うと蜜いもグラッセの味わいが引き立ちます。砕いたナッツを散らすと、香ばしい食感がプラスされるのでおすすめですよ。
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