茶葉の選び方

ロイヤルミルクティーにはコクがあり味の濃い茶葉が向いています。おすすめは「アッサム」。渋みが少なく、深みのある味わいが楽しめます。

スッキリした後味がお好みの方には渋みの強い「ウバ」がおすすめ。香りも良くミルクとの相性も抜群です。

ミルクは先?あと?イギリスで勃発「ミルクティー論争」

紅茶の本場イギリスでは、1870年頃から「ミルクの入れ方で紅茶のおいしさが変わる。先がおいしいのか、あとからがおいしいのか」という論争が繰り広げられてきました。

ミルクが先!ミルクインファースト派

先にミルクを入れる「ミルクインファースト」派の人たちの主張は、先に入れることで紅茶とミルクがよく混ざり合い、紅茶の香りが際立つというもの。また、昔の陶製ティーカップは薄かったため、いきなり熱い紅茶を注ぐとひびが入るおそれがあり、先に冷たいミルクを入れて割れるのを防いでいたという説もあります。

ミルクはあとから!ミルクインアフター派

先に紅茶を注ぎ、あとからミルクを入れるアフター派の主張は、そのほうがミルクの量を加減でき、紅茶の風味を損なわないというもの。また、先に紅茶を注ぎまずはストレートティーでティーカップの美しさを堪能してからミルクを入れると良い、という意見もあります。

論争の結末は?どっちがおいしいミルクティー?

紅茶好きなイギリスでは重要なこの問題。英国王立化学協会が「ミルクが先」という結論を出しました。これは、ミルクの乳成分に含まれるたんぱく質が変質せず、よりおいしく飲むことができるためなんだそう。

ただ、実はこの発表自体がエイプリルフールのジョークだった、というのがミルクティー論争のオチなんです!真相は分からずじまいですが、イギリス国民がいかに紅茶を愛しているかがわかる事件ですよね。

ロイヤルミルクティーで癒しのティータイムを♪

なんだか贅沢な気持ちにさせてくれるロイヤルミルクティー。お店でいただくロイヤルミルクティーもおいしいですが、お気に入りの茶葉を使い、好きな濃さで作るのもおすすめですよ。おいしく作るコツは「向いている茶葉+淹れ方」です。ぜひおうちカフェで癒しのティータイムを過ごしてくださいね♪
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