美しく焼くコツ大公開！手作り餃子の世界【偏愛トーーク vol.18】 (2ページ目)

“こめ油”はつくりおきにも大活躍の万能オイル！プロに聞いた、おすすめレシピとは？！

「アボカドにマヨネーズ、ピザ用チーズ、レモン汁、塩、黒胡椒を入れて、なめらかになるまで潰して混ぜたペーストです（もはや餃子じゃないかもですが……）。

とろっと濃厚でおやつみたいにぱくぱく食べられます。アボカド好きの方におすすめです！そのほかだと王道ですが、キムチや大葉（1/4に十字に切ったものを皮の上に2枚重ね、さらにその上にタネをのせていつもどおり包む）、細かくしたピザ用チーズをよく入れます！

また、基本の餃子のタネにはみじん切りにした玉ねぎを入れています。程よい甘みが出て、にんにくやしょうがを入れるのとは一味違う仕上がりになりますよ」

おすすめの餃子の皮はありますか？

モランボンもち粉入り餃子の皮

Photo by @jiaozi_gyoza

「色々なメーカーさんの餃子の皮を使ってきましたが、一番包みやすくてしっかりもちもち感を味わえるのは『モランボン』さんの餃子の皮です！特にもち粉入りだとよく伸びるので、多少タネを入れすぎてしまったとしても、他の皮と比べて破れることが少ないように思います。何よりもち粉入りで嬉しいのは、皮の食感を楽しめること！細かくヒダを作って包めば、カリッと焼けた底面ともっちりとした包み面の食感のコントラストがより際立つはずです。あんなに小さい餃子ひとつで2種類も皮の食感が楽しめるなんて、得した気分ですよね！

そして、最ももちもち感を味わえるのはもちろん水餃子！沸騰したお湯に塩を少々、その中にそっと餃子を入れて、一度沈んでからぷかぷかと浮かんできたら火が通った合図です。ラー油を垂らすともちもち×ピリ辛で夏場にもぴったり！

ちなみにお近くのスーパーに残念ながらモランボンさんの商品がなくても、最近はほとんどのメーカーでもち粉入りの皮を作っていると思うので、ぜひ探してみてください！」

おいしい餃子を焼けたときの気持ちの変化について教えてください。

Photo by @jiaozi_gyoza

「『今日もできたーーー！』と達成感で満たされます。餃子以外では、あまり特技や自信を持てることがないのですが、餃子が綺麗に焼けたときだけはすぐ誰かに自慢したくなります。

落ち込んだりモヤモヤしたりするときこそ、黙々と餃子作りに専念して『こんなにおいしい餃子が作れるんだから大丈夫！』という謎の自信を発動させられるようにしています!!」

今後手作り餃子を通してどのような活動を行っていきたいですか？

Photo by @jiaozi_gyoza

「今はなかなか難しいですが、いつか落ち着けば餃子教室をやってみたいなあと思っています。自分が想像していたよりもたくさんの人々に私のレシピがお役に立てているようで、焼き方や包み方などについて質問されることが少しずつ増えてきました。

ひとりよりも大勢で作るほうがやっぱり楽しいですし、私が黙々と研究を重ねた作り方がどこかのおいしい食卓に貢献できるなんてすごく夢があると思うので、実現させたいです！

そしてこれは本当にただの夢なんですが、子どもの頃から大人になった今まで、ほぼ毎日ラジオを聴いて過ごしているほどのラジオっ子なので、いつか公共の電波で餃子を語るチャンスがあればいいなあと思っています（笑）」