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「青うなぎ」とはどんな種類のもの?
青うなぎとは品種名ではなく、やわらかい皮と上品な味わいの身を持つ、背中が青いうなぎのことで、古くから最高級とされてきた希少品です。
天然物では一部の水域に生息する青いうなぎのこと。養殖物では恵まれた条件のもとに育成された、青色に変化したものを指し、その割合は全体の1割にも満たないとされます。
天然物では一部の水域に生息する青いうなぎのこと。養殖物では恵まれた条件のもとに育成された、青色に変化したものを指し、その割合は全体の1割にも満たないとされます。
岡山県青江地域の青うなぎが特に有名
各地に青うなぎと呼ばれるものがありますが、なかでも岡山市の青江地域で獲れる天然の青うなぎが特に有名。江戸時代、児島湾の漁業権を持っていた青江村のうなぎが、たいへん評価が高かったことから、現在まで「青江うなぎ発祥の地」として広く知られています。
児島湾へ流れ込む吉井川水域は生育環境がよく、収穫量の8割が青うなぎとされる好漁場で、特に河口付近の九蟠エリアで獲れるものが、最上級品として人気です。そこから西の旭川水域でも獲れますが、水の流れがあまりよくなく、青うなぎは全体の3割程度にとどまるとされます。
児島湾へ流れ込む吉井川水域は生育環境がよく、収穫量の8割が青うなぎとされる好漁場で、特に河口付近の九蟠エリアで獲れるものが、最上級品として人気です。そこから西の旭川水域でも獲れますが、水の流れがあまりよくなく、青うなぎは全体の3割程度にとどまるとされます。
おいしい青うなぎが育つための条件
水質と環境でやわらかな臭みのない味に
天然うなぎは川底の石の下や、砂泥の中に隠れて生息しているため、川魚独特の嫌な臭いを持っていることがあります。また小石混じりの砂泥に潜るため、どうしても皮が厚くなりがち。
児島湾の汽水域の泥はなめらかで、傷つくことがないため皮が薄くてやわらかく、海水に棲んでいることから独特の臭いもしない、おいしいうなぎになるのです。
児島湾の汽水域の泥はなめらかで、傷つくことがないため皮が薄くてやわらかく、海水に棲んでいることから独特の臭いもしない、おいしいうなぎになるのです。
上品な味わいになるためエサも大切な要素
川うなぎは小さな海老やカニを捕食しているため、どうしても脂がのり過ぎるのに対して、児島湾の青うなぎは脂がさっぱりしていて、上品な味わいが持ち味。
河口域には人が食べてもおいしい、甘くて濃厚な味のアナジャコがたくさん生息していて、それを青うなぎが主食としているため、上品ながらもコクのある味になるとされています。
河口域には人が食べてもおいしい、甘くて濃厚な味のアナジャコがたくさん生息していて、それを青うなぎが主食としているため、上品ながらもコクのある味になるとされています。
東京近郊で青うなぎを食べられるお店3選
1. 池袋の予約が取れない超有名店「かぶと」
池袋駅西口(北)から北西へ徒歩7分ほど、劇場通りから西へ入ってすぐのビル1階にあります。年季の入った引き戸と白いファサード看板が目を引く外観で、店内にカウンターとテーブル席、小上がり席が15席だけの小さなお店です。
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