ライター : きく

ここ数年、海外を転々、旅暮らし中のフリーライター。 30代女性向けメディアを中心に活動中。

醍醐味の意味とは

旅の醍醐味、仕事の醍醐味。「醍醐味(だいごみ)」という言葉は、日常的に使ったり、耳にすることがありますが、きちんとした意味を知らないという人も多いのではないでしょうか。

辞書で調べると、食べ物やお料理の深い味わいや、物事を深く知らないと知ることができない本当の面白さという意味があります。

なぜ「味」なの?「醍醐」とは

Photo by akiyon

仏教用語の「五味」

醍醐味という言葉は、実は仏教と深いつながりがあると言われているんです。

仏教では牛や山羊のミルクを精製する過程を5段階に定めていました。それを「五味」と言います。五味はから(らく)、生蘇(しょうそ)、熟蘇(じゅくそ)へ変化し、そして醍醐(だいご)になります。

※生蘇・熟蘇は「酥」の字で表されることも。

最高の味わいを表す「醍醐」

そのなかでも醍醐は一番上質なものとされ、現在のヨーグルトやレアチーズ、バターなどの濃厚な味わいの食品だったそうです。一説ではさらに煮詰めて乾燥させた、ハード系チーズのようなものとも考えられています。

醍醐の手前の状態「蘇」という古代の乳製品は、現代の牛乳消費レシピとして注目を集めているんですよ。

醍醐味の使い方

“〜の醍醐味”

「自分とは違う人の人生を垣間見たり、疑似体験できるのが読書の醍醐味だ。」

普段の私たちは、自分の人生で起こること、自分で見た風景のなかでしか生きることはできません。しかし読書は、自分以外の人の人生を知ったり、考えるきっかけを与えてくれます。この場合の醍醐味は、読書の一番面白いポイントを挙げるために使われています。
Photos:1枚
牛乳をよく煮詰めて作った「生蘇」
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