ライター : macaroni 編集部レポート

ジュースだけじゃない!バナナスイーツ専門店

2020年、バナナブームが加速しています。2019年にはバナナジュース専門店の出店が相次ぎ、バナナを使ったスイーツやリキュールなど、バナナアイテムが多数発売されました。

今回ご紹介する押上の「バナナファクトリー」は、バナナ専門のスイーツを扱うお店。インスタグラムでもそのバナナスイーツの種類の多さとおいしさが話題になり、注目を集めています。

いまでこそバナナは注目されていますが、一般のパティスリーではやや控えめな存在。だからこそバナナが主役のバナナファクトリーは、バナナ好きの聖地といわれています。

押上「バナナファクトリー」

Photo by macaroni

東京メトロ半蔵門線「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩で約3分。バナナファクトリーは住宅街の一角にあります。

アパートやマンションが立ち並ぶなか、ウッディでちょっぴり目立つ外観なので、迷わずにたどり着くことができそうです。朝にもかかわらず、すでに5人ほどのお客さんが入店していて、バナナ人気の高さがうかがえます。

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看板にも描かれていたゴリラのキャラクターが、店内のあちこちでお出迎えしてくれます。店内もナチュラルな雰囲気で統一され、初めて来たのにどことなくほっとするような癒しの空間です。

営業時間は10:00~19:00、定休日は火曜と水曜ですが、変更になる場合もあるので、事前に公式インスタグラムでチェックするのが確実ですよ。

店内にはイートインスペースもあり、ゆっくりと腰を落ち着けてバナナスイーツを堪能できます。

メニューはとにかくバナナ推し!

Photo by macaroni

バナナスイーツ専門店ということで、バナナジュース、バナナを使ったケーキやパイ、シュークリーム、プリンなど、とにかくバナナ、バナナ、バナナ……!

普通のパティスリーを見てもバナナをメインにしたスイーツはそう多くないので、バナナ好きにとっては夢のようなお店ですよね。

バナナが主役とはいえ、味が濃いバナナを選ぶと、スイーツとしてバランスがとりにくいなどの問題が。そこで、全体として味のバランスがとれるよう、現在はフィリピンの高地栽培のバナナを使用しているそうです。

バナナファクトリーのおすすめメニュー

バナナジュース

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「バナナジュース」M480円、L750円(税抜)
バナナジュースは、バナナの風味がしっかりとしながらも、驚くほど上品な甘さ。雑味が一切なく、とろりととろけるような舌触りとすっきりとしたあと味で、あっという間に飲み干してしまいます。

砂糖を使っているかと勘違いしてしまうほどの甘さですが、もちろん使っているのはバナナと牛乳だけ。さすがはバナナスイーツ専門店のバナナジュース、バナナの旨みが別格です!

バナナパイ

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「バナナパイ」358円(税抜)
バナナファクトリーの一番人気商品、「バナナパイ」。こんがりと焼かれたツヤツヤのパイ生地が、いかにもおいしそうです。

主役のバナナと組み合わせているのは、クリームチーズと店内で炊いた自家製の粒あん。粒あんとバナナとはちょっぴり意外な組み合わせですが「ご年配の方も多い下町で愛されるバナナスイーツを」との思いで作ったところ、バナナファクトリーの看板メニューになったのだそうです。

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テイクアウトもできますが、イートインで食べる場合は温めてくれるので、焼きたてのおいしさが味わえますよ。サクサクのパイを割ってみると、とろ~りとろけたバナナとクリームチーズ、そして粒あんがぎっしりと詰まっています。

バナナ、クリークチーズ、粒あんは一見してバラバラなように思えますが、いざ食べてみるとその相性のよさに驚きました。バナナのやさしい甘さとクリームチーズのさわやかさも、かなりいいバランス。ありそうでなかった、新しいバナナの魅力が発見できますよ!

バナナまみれのカスタードタルト

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「バナナまみれのカスタードタルト」480円(税抜)
店員さんイチオシの「バナナまみれのカスタードタルト」は、その名の通りバナナがこれでもか、とのっていてインパクト抜群!トッピングだけでなく、カスタードクリーム、タルトの土台にもバナナを使っているそうで、見た目以上にバナナまみれのようです。これはバナナ好きにはたまりませんね!

トッピングされたバナナはしっかりと完熟していて、とてもジューシー。サクサクのタルトとカスタードクリーム、そしてトッピングのバナナ。加熱することでバナナの食感や風味が変わり、このタルトひとつでバナナの味比べができるようで、とても得した気持ちになりますよ。
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