ライター : dressing

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。

2019年オープン! 大人気の「東京ビストロ」まとめ8選【保存版】

フランス料理にさまざまな愉しみはあれど、手の込んだ料理とおいしいワインを肩肘はらずに楽しめるビストロは、何軒でも知っておきたい食通のためのパワースポット。本稿では、フレンチ天国・東京に、2019年にオープンした大人気のビストロ8店をピックアップ。あなたのお気に入りの一店をぜひ探してみよう。

【1】築70年の古民家で奥深さを味わう新感覚フレンチ『KUFUKU±(クフク)』

秋葉原駅から徒歩5分、築70年の趣ある古民家を利用した『KUFUKU±(クフク)』は、まさに”隠れ家”といえるレストラン。
こちらでは、”時間”をテーマに、日本伝統の発酵食品などをとりいれた新感覚フレンチがいただける。
目が覚めるように鮮やかな「25種類の季節野菜やハーブを使った柴海農園サラダ」(写真上)は、千葉県の提携農家から仕入れた有機野菜を使用。日本の伝統調味料「煎り酒」と、お茶を発酵させて作る微炭酸の発泡ドリンク「コンブチャ」で味付けしてある。
「ヤクシカのロースト」(写真上)は、ジビエ臭を感じさせない小型のヤクシカを低温ロースト。プレート全体で屋久島を表現しているという独創的なメインディッシュだ。 一皿一皿に、日仏両国の食文化が培ってきた奥深いストーリーを感じさせてくれる料理の数々。仲間を連れて行けば喜ばれること間違いなしだ。

KUFUKU±暮富食

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【2】ヘルシーな低温熟成調理と黒ワインを、心安らぐムードで。『ヴァンアペロ』

東京・祖師ヶ谷大蔵の『Vin apero(ヴァンアペロ)』は、フレンチの名店『銀座レカン』など、都内有名店での修業経験を持つ中薗匡章(なかぞのただあき)シェフとそのご両親による家族経営の店。
スペシャリテは「骨付き仔羊肉の黒胡椒ロースト」(写真上)。その特徴は、素材を50℃のお湯に浸け込んでから、70℃で丁寧に蒸す調理法「低温熟成調理」が施されていること。「低温熟成調理」では、素材の臭みや汚れ、農薬等を取り除くことができるだけでなく、たんぱく質やアミノ酸が変化してうまみがアップ。しかも、冷めてからもしっとりとしたやわらかさが持続するというからうれしい。
ワインはグラス490円~、ヨーロッパ産を中心に取り揃える。果皮の厚い「マルベック」というブドウ品種を使用したいわゆる「黒ワイン」(写真上・左の二本)は、濃厚で力強い味わい。しかもポリフェノールも豊富なため、アンチエイジングにオススメなのだそう。 家族経営ならではの心安らぐ雰囲気のなか、食べる側の日々の健康にまで配慮した身体にやさしい食事を愉しもう。

Vin apero (ヴァン アペロ)

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【3】名ソムリエ&実力シェフによる本格フレンチをビストロ仕様で!『フロレゾン』

“プチ・フランス”と呼ばれる神楽坂に、界隈の食通たちをざわつかせるビストロがある。それが『フロレゾン』だ。
オーナーを務めるのは、『神楽坂しゅうご』や福岡『L'eau Blanche(ローブランシェ)』を立ち上げたスゴ腕ソムリエ、佐々木利雄さん。『フィリップ・ミル東京』でスーシェフを務めた鳴海陽人シェフとタッグを組み、コースは6品6,500円~、深夜2時30分まで営業し、21時以降はワイン一杯からOKという使い勝手最高のビストロをオープンさせた。
コースのうちの一品「長崎五島、黒むつのポワレ、デュグレレ風」(写真上)。蒸し焼きにした黒ムツに、魚のだしや白ワイン、トマトの酸味をきかせたバターベースのソースをかけたもので、マッシュルームの香りが漂い、食欲をかき立てる。
メインの「鳥取で捕れた本州鹿のポワレ」(写真上)。極上の火入れを施した本州鹿のロースには、ほんのり野性味を感じさせる、フランス南西部ガイヤックの赤ワインをペアリング。シニアソムリエの資格を持つ佐々木さんがセレクトする多彩なワインと料理のマリアージュを堪能したい。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ