目次
小見出しも全て表示
閉じる
この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
一年の始まり「お正月」。帰省や年始回りをする際に欠かせない手土産が「お年賀」です。そこで今回は、「お年賀」におすすめのギフトと、お年賀の「マナー」をご紹介します。マナーに沿ってつつがなく、おめでたい一年の幕開けをお祝いしましょう。
お年賀とは?
「お年賀」とは一般的に、年始に日頃お世話になっている上司や恩師、夫婦の実家などを訪ね、旧年中のお礼とその年のお付き合いをお願いする「年始回り(ご挨拶回り)」の際に持参する簡単な手土産を指します(地方によって慣習は異なります)。
元々は年始に年神様にお供え物を持参した習わしが始まりとされています。
お年賀には何を贈る?
特に規定はなく、以下のものが多く選ばれています。ビジネス上のお年賀の場合、会社が用意したものを贈る場合が多いですが、事前に電話で連絡を入れ、あいさつをするだけでも問題はありません。相手が不在だった場合は、「お年賀」と書いた名刺を添え、品物を置くようにします。
●相手方が日常的に飲食しているもの
お茶(日本茶、紅茶)、コーヒー、アルコール類(日本酒、ワイン)
●菓子類
チョコレート、クッキー、米菓など
●日用品
タオル、ふきん、箸など
●お正月にちなんだもの
干支の置物など
●お年賀の予算
高額なお年賀はかえって相手に負担をかけるので、2,000円~3,000円程度のお菓子や実用品が最適です。お歳暮を贈っていない場合は、お歳暮に相当する金額のものを贈りましょう。
●お年賀に適した「のし紙」
「のし紙」とは、 奉書紙で包んだ贈りものを結ぶための「水引」と、そこに添える「のし」を簡略的に奉書紙に印字した「のしのある掛け紙」のこと。現在では一般的に用いられています。
お年賀には、「紅白もろわな結び(別名:花結び、蝶結び)の水引」ののし紙、または簡易的に「のし付の短冊」を用います。表書きは「お年賀」または「御年賀」とします。
●喪中の場合
相手方または自身が喪中の場合は、お祝い事(慶事)は避けるべき。その場合はお年賀ではなく「手土産」として持参しましょう。お年賀は手渡しが基本ですが、郵送で送りたい場合は、松の内が明けてから「寒中御見舞」として贈るとよいでしょう。
年始回りの時期は?
お年賀を渡す年始回りの時期は、元旦を避けた1月2日から松の内(関東は1月7日、関西は1月15日)までとされます。突然の訪問は失礼にあたります。まずは暮のうちに相手方に連絡を入れ、訪問する日時を約束しましょう。ビジネスでの年始回りの時期は、1月15日頃を目安に終えるのが一般的です。
お年賀のお返しは必要?
年始のごあいさつで手土産をいただいた場合は、お礼を述べて受け取りましょう。お返しや礼状は特に必要ありませんが、地域や家風によってしきたりが異なることもあるので、事前に確認しておくと安心です。
正式にはその後、家に上げてお屠蘇(とそ)やおせち料理でもてなすのがマナーですが、よほど親しい間柄でなければ、訪問する側は玄関先で済ませるつもりでいるでしょう。家に上がっていくようにすすめて相手が辞退した場合は、無理強いする必要はありません。
みんなで楽しめるギフトが最適
幅広い世代が一同に会したり、来客頻度が増えるお正月には、日常的に味わう「お茶」や、長く愛されてきた「お菓子」など、みんなで楽しめるギフトがおすすめです。どれもオンラインストアで購入できるので、慌ただしい年末もご自宅からオーダーできます。
一年の始まりは最高峰のお茶で <愛国製茶>「天皇杯受賞生産者の茶」
日常的に味わうものだからこそ、上質なものを贈られると嬉しいのが「お茶」。おすすめは、第54回(2015年)農林水産祭において部門最高賞となる「天皇杯」を受賞した、増田剛巳氏が代表を務める満寿多園が監修・製造した銘茶です。
満寿多園は全国有数の茶処・静岡県の御前崎市牧之原の台地で、茶園管理から、製造、販売までを一貫して行い、安心・安全なお茶を150年あまり作り続けています。お茶本来の旨み、清々しい香り、美しい色味が際立つ一杯が、一年の始まりを特別な気分にしてくれます。
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング